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2021-02-22

【ボクシング】全日本新人王戦で2選手が棄権 新型コロナ陽性者への対応策を協議

全日本新人王決定戦が行われた後楽園ホール

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日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は22日、新型コロナウイルス対策連絡協議会をオンラインで開催。21日の全日本新人王決定戦に出場を予定していた選手のうち、3人がPCR検査で陽性と判定された件を報告し、今後の対応策を協議した。

試合の2日前に実施されたPCR検査で陽性と判定された選手のうち、1人は再検査で偽陽性と分かり試合に出場したが、2人は棄権。そのうち地方から来ていた選手は、隔離中だったホテルでチェックアウトを余儀なくされた後、新たな宿泊先を探して関係者が奔走する事態となった。最終的には保健所と折衝して別のホテルの紹介を受けたが、協議会では今後、隔離場所の確保など、陽性者が出ることを事前に想定した対策が必要になるとした。

JBCはまた、コロナ対策などボクシング界の現状についての説明をスポーツ庁に求められていることを報告した。同庁はポストコロナに向けた新たな興行の提案があれば、第三次補正予算で財政的な援助の可能性もあるとしている。JBCの安河内剛本部事務局長は、次回以降の協議会で準備していきたいと話した。

写真/BBM

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