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2021-03-11

【ボクシング】京口が現地で最終調整 ロマゴンと一緒の練習で「楽しく追い込めた」

アメリカで順調に調整する京口

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13日(日本時間14日)、アメリカ・テキサス州ダラスのアメリカンエアラインズセンターで3度目の防衛戦を行うWBAスーパー世界ライトフライ級チャンピオン京口紘人(ワタナベ)が、現地で最終調整に入っている。10日にはサンドバッグ、ミットなど12ラウンドのジムワークをこなし、同級10位アクセル・アラゴン・ベガ(メキシコ)戦へ向け好調な動きを見せた。

 アメリカ・デビュー戦まであと3日。京口は12時からトンプソンホテル内の特設スタジオでメディア対応のインタビュー、写真撮影、動画撮影などに応じ、4時から同ホテル内特設ジムで練習。シャドー3ラウンド、ミット5ラウンド、サンドバッグ4ラウンドと計12ラウンド動いた後、ストレッチも30分かけて終了した。

 減量期にもかかわらず、練習は「いつもより大変な感じはなく、楽しく追い込めました」と京口。というのも、この日はWBA世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と同じ時間帯で施設を共有、一緒にトレーニングができたからだ。軽量級のスーパースター“ロマゴン”は、当日のメインでWBC王者ファン・ホセ・エストラーダ(メキシコ)と注目の統一戦を行う。

 いよいよビッグステージが近づく中、京口は明日から食事量と塩分を少し減らす予定で、ウェイトコントロールも順調。5日にダラス入りして以来、身体検査、血液検査、同行スタッフ全員も含めたPCR検査などすべてクリアし、17ヵ月ぶりのリングとなるベガ戦へ万全の態勢で臨む。

写真提供/ワタナベジム

写真/ワタナベジム提供

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