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2021-06-09

【ボクシング】4連続KO狙う木村蓮太朗 自信の源は「モンスター」とのスパー

井上尚弥とのスパーで自信をつけた木村

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 あす東京・後楽園ホールのセミファイナルには、元アマチュアの全日本チャンピオン木村蓮太朗(23歳=駿河男児)が登場。プロ4戦目で、昨年の新人王西軍代表・福永輝(22歳=沖縄ワールドリング)との6回戦に臨む。

 今回の契約ウェイトはフェザー級。57キロ以下に落としたのは4年ぶりという木村だが、減量は「想像していたよりも楽勝でした」。豪快なパンチを振り回す福永に対しては「一発に気をつけながら、自分のボクシングを貫いて倒す」とKO宣言した。

 自信の根拠になっているのはこの3ヵ月、清水聡(大橋)や森武蔵(薬師寺)らのフェザー級タイトリスト、さらには井上尚弥(大橋)らと合計90ラウンドも重ねてきたスパーリングだ。井上とは20日間、42ラウンドにわたってやり抜き、世界最高の技術とパンチを肌で体感。「しっかりパンチも返せた。本気でやってくれて、うれしかった」と、この上ない経験をしっかり実力として蓄えた。年内にランキング入りし、来年にはタイトルを狙いたいという木村の成長ぶりが注目される。

写真提供/三迫ジム

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