2019-10-29

ADIZERO BOSTON 8を履いてベルリンで自己ベスト、サブ３に挑戦！日本人女子１位の快挙！

今年６月に行われたアディダスのキャンペーン“SPEED SQUAD（スピードスクワッド）で選ばれた瀧波美緒さん、下村拓英さん、２人のランナーが、９月29日（現地）に開催されたベルリンマラソンに出場。ADIZERO BOSTON 8を履いて、自己記録更新に挑んだ。悪天候かつ慣れない土地でのレースにも関わらず、瀧波さんは、自己ベストを大きく更新（約８分短縮）。また、その走りは素晴らしく、今回のベルリンマラソンに参加した日本人女性の中で１位という結果を残した。

上の写真　レース後、完走メダルを手にする瀧波さんと下村さん

2ヵ月間の適切なトレーニング指導と日本人に合ったシューズが生んだ快挙

　雨脚が強まり、フィニッシュタイムが間もなく３時間を迎えようとしている頃だった。目標としていたサブ３はほぼ確実だったが、瀧波美緒さんは必死な形相で最後の力を振り絞り、ラストスパートに入っていた。そして自己ベストを８分近く縮めて、２時間56分00秒でゴールした。女子の部ではトップ選手を含めて99位と健闘。なんと日本人女子１位という快挙も成し遂げた。

　アディダスのキャンペーンが“スピードスクワッド”。この企画で選ばれたのが、瀧波さんと下村拓英さんだった。２人は約2ヵ月間、深浦祐哉コーチ（AR＝adidas Runnersコーチでビギナー向けセッションを担当。Go up！代表。デュアスロン国内第一人者で市民ランナーの指導育成に努める）の指導を受けながら、しっかりとトレーニングを重ね、ベルリンマラソンでの自己記録更新を目指した。そして、その成果があって瀧波さんは目標を達成した。

　下村さんは慣れない海外のレースに加え、悪天候で体調を崩したものの、3時間29分49秒で完走した。夏にトレーニングを重ね、最後まで走り切ったことは必ず次に生きてくるだろう。

　そして、２人の足元にあったのが、アディゼロボストン8だ。

「このシューズでトレーニングをして、走力が付いた。そして、レースではこのシューズの良さを引き出すことができました」と瀧波さん。

　２人は、トレーニングでもレースでもアディゼロボストン8を履いて走った。きちんとしたトレーニングを重ねることはもちろんのことだが、レースでは日本人に合ったアディゼロを選定することが賢明といえるだろう。

日本人女子1位！

瀧波美緒さん（22歳）

2:56:00＝自己新

後半もペースダウンすることなく、ネガティブスプリットで走り切れた

40㎞からがめちゃめちゃ苦しかったのですが、サブ３を達成できて、本当にうれしかったです。ハーフを通過した時点で、以前のマラソンとは感覚が違って余裕があったし、30㎞を過ぎても“まだいける”と思うことができました。レース途中で“サブ３はいける”と思って、うるっときた瞬間もありました。日本人女子１位は、実業団勢が出ていなかったおかげですね（笑）。

　雨のレースになりましたが、コンチネンタルのソールは全然滑りませんでした。石畳もあって路面は硬かったのですが、アディゼロ
ボストン8はクッションも反発力もあるので、足裏が痛くなることもなく、ネガティブスプリットで走れました。クッション性の高いシューズはサブ４、サブ５向けというイメージが強いかもしれませんが、アディゼロ
ボストン8はサブ３を目指す人にもオススメです。

　サブ３は達成しましたが、記録はまだまだ伸ばしていきたいと考えています。将来はマラソンのコーチになりたいという夢があります。今回のような経験を積み重ねて、知識を付けていきたいです。

下村拓英さん（40歳）

3:29:49

夏場のトレーニングはこの冬のレースに生きてくる

　自己記録を更新できなかったのは“悔しい”の一言に尽きます。雨で体が冷えて、トイレに２回立ち寄ったのがタイムロスでした……。再び走りだしてから脚が動かなかったのですが、39㎞くらいから脚が軽くなり、ペースを上げられました。走っている最中は、いつもはつらい気持ちのほうが大きいのですが、沿道の応援もいっぱいあって、街並みもきれいで、楽しく走れました。42㎞がそんなに長く感じませんでした。

　アディゼロボストン8はクッション性が高いので、うまく衝撃を吸収してくれて、翌日でもダメージが小さかったです。よくマメができるのですが、フィット感がよく、しっかりホールドしてくれるので、マメもできませんでした。トレーニングの時から履いていましたが、レースでも使える、万能なシューズだと思います。

　サブ３を達成すれば、その先に見えてくるものがあると思います。今夏走り込んだことは冬に生きてくると思うので、再度自己ベストを目指したいです。