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2021-08-27

【アメフト】Xリーグ2021開幕直前 8人の指揮官が「我、かく戦う」

左(上段左から)オービック・大橋、富士通・山本、パナソニック・荒木 (中断左から)エレコム神戸・米倉、ノジマ相模原・城ヶ滝、IBM・クラフト (下段左から)東京ガス・板井、オール三菱・林

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アメリカンフットボール、Xリーグの最上位カテゴリー「X1スーパー」は8月26日、開幕を前に、オンライン記者会見を開いた。8チームの監督・ヘッドコーチ(HC)が参加し、今季に向けた抱負を語った。

「心が動くようなフットボールを」
オービックシーガルズの大橋誠HC
「今季も、昨季に引き続き、特別なシーズンということになる。このような状況下の中でも、我々のフットボールを楽しみにしている方がいるということが念頭にある。こういう時だからこそ、我々のチーム、あるいはXリーグに触れていただいた方の心が動くようなフットボールを、1プレーでも多くやらなければならない。その覚悟を持ってフィールドに立ちたい」

「挑戦者としてのフロンティアーズ見せる」
富士通フロンティアーズの山本洋HC
「昨年とは、また違うシーズン方式となって、チームの戦い方や総合力が重要になってくる。毎試合、しっかりと準備をして、選手を良い状態でフィールドに送り出していく。昨年の決勝での敗戦から、選手スタッフ、一丸となって新しいチーム作りをしてきた。新しいフロンティアーズ、挑戦者としてのフロンティアーズをお見せしたい」

「レベル高い7人の新人が楽しみ」
パナソニックインパルスの荒木延祥監督
「いろいろな制限がある中で、チームとして、フットボールの仕上がりという意味ではまだまだ発展途上。ただ、日々の取り組みで、個々の選手の能力はレベルアップできたと考えている。WRのブレナン翼、LB青根奨太といった7人の新人が凄くレベルが高く楽しみだ。初戦の東京ガス戦は2年ぶりの地元・関西での試合。入場制限はあるが、応援してくださる皆さんに我々のフットボールをしっかりとお見せしたい」

「日本人プレーヤーの奮起と成長を」
エレコム神戸ファイニーズの米倉輝監督・HC
「皆さんと同じように、なかなか困難な状況が続いている。この3年間、QBのコーディー・ソコールに代表されるような、米国人選手の突破力がチームをけん引してきた。今年度もその状況は変わらないが、トップに立つためにはこれでは足らないと、日本人プレーヤーも奮起して頑張っている。チームとしては、おぼつかない集団だが逆に言えば成長の余地はある。一戦一戦、もっと言えば一日一日しっかりと成長をしていきたい」

「まずはセミファイナルに残る」
ノジマ相模原ライズの城ヶ滝一朗HC
「もちろん目標は日本一だが、まずはセミファイナルに残れるように、一戦一戦を大事に戦っていきたい」

「結果以上に、努力を大切にしたい」
IBMビッグブルーのケビン・クラフトHC
「選手もスタッフもこのシーズンが来ることを熱望してきた。そういった中で、自分たちがコントロールできることをしっかりやって、シーズンにフォーカスしていきたい。何よりも必要なのは、今季はできる限りの努力をすることだ。結果を残すこと以上に努力をきちんとすること、状況に集中していくことを大事にしたい」

「対戦相手と共に、最後まで戦い抜く」
東京ガスクリエイターズの板井征人HC
「チームについては、負傷も含めて、安全にプレーができるようにしていきたい。それを意識して、フットボール、そしてフットボール周辺の社会人生活に関しても気を使って取り組んでいきたい。試合をできることの喜びをかみしめながら、1プレー1プレー全力で積み上げていく。それに尽きると思うので、なんとかシーズン最後まで対戦相手の皆さんと共に戦い抜くことが出来ればと思っている」

「27人が入れ替わった若い力の発揮を」
オール三菱ライオンズの林顕HC
「昨シーズン、リーグ戦に参加できなかったこと、そして今シーズンも、初戦と第2戦を参加できないことを、関係者やファンの皆さんにこの場を借りてお詫びしたい。コロナ下の環境が厳しくなる一方の中で、何とかフィールドに立ちたいという思いの中で日々活動している。昨年、今年と27人の選手が加入し、メンバーが入れ替わった。まったく新しいチームになっているので、若い力を発揮させられるよう切に願っている」

今季は引き分けと勝ち点制を導入

 Xリーグは、勝ち点制度を導入した。レギュラーシーズンでは、第4クオーター終了時に同点の場合、タイブレークを行わず引き分けとする。勝ち点は勝利が3点、引き分けが1点、負けは0点とし、勝ち点数の総計が多いチームが上位となる。準決勝、ライスボウルでは、タイブレークで決着をつける。

 引き分けの導入は、新型コロナウィルス感染症への対策の一環として、試合時間を長引かせないのが目的。新型コロナに対する自治体の各種規制で、スタジアムやフィールドの使用終了時間が厳格に定められているケースがあるためだ。リーグは「今季のルール」としているが、感染状況については来年以降の状況が見定められない以上、今季だけとは明言できないようだ。

       ◇

 Xリーグは、X1エリアが先に開幕を迎える。8月28日、ディアーズフットボールクラブ対電通キャタピラーズ戦(富士通スタジアム川崎)でリーグ戦の火ぶたを切る

 「X1スーパー」は、9月4日に開幕、11月28日まで8チーム総当たりで1チーム7試合、合計28試合を戦う。12月12日に上位4チームによる準決勝、1月3日のライスボウルで日本一が決まる。X1スーパーの開幕戦は、関東が9月4日14時キックオフ、王座奪還を狙う富士通フロンティアーズがノジマ相模原ライズと富士通スタジアム川崎で激突する。

【小座野容斉】

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