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2021-09-06

【プロレス】ドラゲー“期待の新世代”箕浦康太がドリームゲート次期挑戦者決定戦出場に名乗り出るも即却下!

せっかく名乗り出た箕浦だったが…

DRAGONGATE9・5横須賀大会では、9・8後楽園でおこなわれるドリームゲート次期挑戦者決定3WAYマッチ(勝者が9・20大田区ビッグマッチで挑戦)に出場するKAI(R・E・D)、望月成晃(無所属)、Ben-K(ハイエンド)の3選手がタッグを結成して現王者のYAMATOと6人タッグで対戦。「誰でもいいからかかってこい」と言うYAMATOの言葉に望月組は3人で一斉に攻撃。YAMATOは逆に3人に対して次々とチョップを叩き込んでいくが、Ben-Kのタックル、KAIのラリアット、望月のサッカーボールキックと連続で食らうハメに。その後もリング内外で集中攻撃を受ける。

KAIは望月に連係を要求し、ダブルエルボー。Ben-Kがロープに走るとKAIが勝手にタッチしてリングインするなどギクシャクぶりも露呈する。ここでも優位に立つKAIだったが、YAMATOは後頭部への串刺しドロップキックで逆転。その後、攻守が激しく入れ替わる中、Ben-KがスピアでYAMATOをフォールすると、仲間であるはずのKAIがカット。さらに望月のミドルキックからKAIがラリアットを放ってフォールに入ると、今度はBen-Kが俵返しでカットする。Ben-Kは望月にもスピアを見舞い、KAIには馬乗りになって攻撃。ここに望月も加わり、収拾がつかなくなったため、レフェリーがノーコンテストの裁定をくだした。


試合後、Ben-Kは「テメエら何がやりてえんだよ。わかった。9月8日、俺がまとめて相手してやるよ。まとめてぶっ倒してやる!」と吠えると、望月は「おいKAI、コイツ2人まとめてって言ってるぞ。挑戦できるのは確かに一人だよ。でも一人邪魔なヤツをさっさと消した方が俺らが挑戦できる確率は上がるぞ。なんだったら3WAYで俺とオマエで手を組んでまずコイツから出しちまおうか」と提案。KAIも「いいこと言うじゃねえかよ。まずはこの単細胞をやっちまうか」と同調した。

と、ここで突然現れたのは関係ないはずの箕浦康太(マスカレード)。8月に入って選手兼任のGM(大会本部長)に就任したばかりの斎藤了を呼び出し、「9・8後楽園ホールでドリームゲートチャンピオンに挑戦する3WAYマッチがあるよな。この3人じゃつまらないでしょ。チャンピオンのYAMATOも言っていた。風が吹いてるヤツが次の時代を作ると。このリングで一番いま風が吹いてるのはこの俺ですよね!?(拍手が起こる)この3人は無風ですよ、無風。俺が一番風が吹いてる。この3WAYの中に俺も入れて4WAYでどうですか」と突然の発言。

だが、斎了GMは「9月8日、後楽園ホールはもう全カードすべて発表済みだ。しかもドリームゲート次期挑戦者決定戦という大事な試合をこんな直前で変更できるわけないだろ。この3WAYが決まったのは先月の後楽園ホールだ。なんでその時に入ってこない」と逆質問。箕浦は「この1カ月しっかり考え抜いて、この3人じゃつまらないと思ったから、時間もないし、今日このリングに上がりました」と説明するも、「ダメだ。こんな大事な試合を直前で変更するわけにはいかない。9月8日の後楽園ホールは予定通り、この3人で次期挑戦者決定3WAY戦をやってもらう」と箕浦の要求が受け入れられることはなかった…。

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