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2021-09-13

新日本プロレス「G1」開幕迫る! 注目リーグ戦ピックアップ①棚橋弘至vsオカダ・カズチカ【週刊プロレス】

大阪での一騎打ちは、“レインメーカー元年”の2012年以来となる

新日本プロレス年間最大シリーズであり、“最強戦士決定リーグ戦”として定着している『G1 CLIMAX』の開幕が迫ってきた。
大阪での一騎打ちは、“レインメーカー元年”の2012年以来となる2019年のダラスでのG1開幕戦での一騎打ちは現地ファンを熱狂させた
 91年に第1回が開催され、今年で実に31回目を数えるリーグ戦。今年もA・Bブロック10名ずつ、計20選手がエントリーし、9・18大阪大会~10・21日本武道館大会まで、全国12会場全19大会のロングランリーグ戦で優勝が争われる。

 各ブロックで注目のリーグ戦がおこなわれるが、開幕までにいくつかの対戦をピックアップし、過去の戦績を振り返る。

 まずは開幕2戦目の9・19大阪大会のメインイベントで組まれた棚橋弘至vsオカダ・カズチカ。2012年からのブシロード体制以降の新日本マットを象徴する“切り札カード”であり、今回の公式戦が通算15度目のシングルマッチとなる(対戦成績はオカダの6勝5敗3分け)。

 初シングルは、「岡田かずちか」時代の壮行試合(’10年1月、有明)。もちろん棚橋が勝利したものの、それからわずか2年後、海外修行から凱旋を果たして、「オカダ・カズチカ」となって迎えたIWGPヘビー級王座戦で2度目のシングルが実現(’12年2月、大阪)。同王座11度(当時の最多防衛記録)の防衛を果たしていた棚橋をオカダが撃破してベルトを奪取し、衝撃的な結果は“レインメーカーショック”と呼ばれた。それは新日本の新時代の始まりだった。

 同年6月の大阪大会のリマッチ(3度目のシングル)は棚橋が勝利して王座奪還(同一戦は同年のプロレス大賞でベストバウトを受賞)。以後、両者の対戦は年頭の1・4東京ドーム大会で3度のメインを飾るなど(’13&’15&’16年)、新日本マットを代表するカードとなり、’19年にはアメリカ・ダラスでのG1開幕戦で対峙し、初の海外での一騎打ちは現地ファンを熱狂させた。

 今回はダラスでの一戦以来、約2年ぶりの一騎打ち。国内に限れば’18年9月のIWGPヘビー級王座・挑戦権利証争奪戦以来、約3年ぶりとなる。また、棚橋がシングル王者(現IWGP USヘビー級王者)としてオカダと対峙するのは、’15年1・4以来、約6年8カ月ぶり。G1公式戦では過去4度対戦し、オカダの1勝3引き分けとなっている。

 かつてオカダは対棚橋について「満足できなかった試合は1試合もない。本当に目隠ししても試合ができちゃう」と、特別な相手との特別な一戦であると語った。

 7・25東京ドームでの急きょの2019年のダラスでのG1開幕戦の一騎打ちは現地ファンを熱狂させたIWGP世界ヘビー級王座挑戦から、アメリカ・ロス大会でのUSヘビー級王座初戴冠。9・4メットライフドーム大会では飯伏幸太との初防衛戦を制すなど、ここに来て再び猛烈に存在感を増している棚橋と、新日本マットの頂点への返り咲きを狙うオカダの15度目の一騎打ち。大阪でのシングルマッチは、“レインメーカー元年”の’12年以来、約9年ぶり。リーグ戦の行方を占う大一番は、コロナ禍もあり苦しい現況のなかにある新日本プロレスの底力を満天下に示すための闘いでもある。

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