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2021-10-04

新日本「G1」中盤戦。残り時間46秒、オカダがSANADAに激勝!【週刊プロレス】

試合後、オカダがSANADAに対して“サムズアップ”

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試合後、オカダがSANADAに対して“サムズアップ” 新日本プロレス「G1 CLIMAX 31」第10戦が、10月4日に後楽園ホールにて開催された。

 Bブロック5日目となったこの日のメインは、オカダ・カズチカvsSANADAの一戦。2年前に計4度のシングル対決をおこない、オカダみずからSANADAを“ライバル認定”。今回は約2年ぶり通算9度目、“聖地”後楽園では初めての一騎打ちとなった。

 序盤は静かな立ち上がりも、中盤にSANADAがヒザを痛めて動きが止まる。それでも得意のSkull End(変型ドラゴンスリーパー)でオカダを追い込み、ポップアップ式TKOからラウンディング・ボディープレスをヒット。しかし、マットにヒザを痛打してカバーが遅れて、惜しくもカウント2止まり。

 終盤にはレインメーカーを切り返してレッグロールクラッチ・ホールドで丸め込んで食らいつき、場内からは床を踏み鳴らす“重低音ストンピング”。残り時間も少なくなったなかで、オカダはSkull End狙いを切り返して、開脚式ツームストーン・パイルドライバー。残り時間1分を切ったところで、ついにレインメーカーが決まり、オカダが薄氷の勝利。公式戦5連勝を飾った。

 同じく連勝中のジェフ・コブもタイチとの熱戦を制して並走。しかしオカダは「ジェフの5勝とオレの5勝は違うでしょ。一緒にしないでよ」と、試合内容の充実度も含めてプライドをにじませた。

 なお、この日の結果により、すでに4敗を喫しているタマ・トンガ、チェーズ・オーエンズ、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀のうち、オカダ、コブとの直接対決を終えているYOSHI-HASHIと後藤は、優勝戦進出争いから脱落となった。

 G1の次戦は、10月7日に広島サンプラザホール(Aブロック6日目)にて開催される。

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