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2018-11-25

富士通、宿敵オービックを破り 6年連続10回目のJAPAN X BOWL 進出

社会人アメリカンフットボール・Xリーグは11月25日、富士通スタジアム川崎でジャパンXボウル(JXB)トーナメントの準決勝、富士通フロンティアーズ対オービックシーガルズの一戦があり、富士通が13-10で競り勝って、6年連続の10回目のジャパンXボウル(12月17日、東京ドーム)進出を決めた。富士通は、大阪で行われた準決勝のもう1試合で、パナソニックインパルスを破ったIBMビッグブルーと、社会人日本一をかけて対戦する。

【富士通 vs オービック】第4クオーター7分、富士通RBニクソンが22ヤードを走ってTD=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

富士通13-10オービック(11月25日、富士通スタジアム川崎)

ポストシーズン6年連続となった宿命のライバルの対戦。双方のディフェンスが持ち味を発揮したロースコアゲームとなったが、富士通がオービックの追い上げをかわして逃げ切った。
前半は共に無得点。後半開始のドライブで、オービックはQBスカイラー・ハワードがWR木下典明への43ヤードパスで攻め込み、K星野貴俊のフィールドゴール(FG)で先制した。

【富士通 vs オービック】第3クオーター、富士通DBアディヤミに競り勝って、43ヤードのロングパスをキャッチするオービックWR木下=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

攻めあぐねていた富士通は第4クオーター、QBマイケル・バードソンのキープでTDを奪い、6-3と逆転した。富士通は次のドライブでも、バードソンとニクソンのランで攻め込むと、ニクソンが22ヤードを走ってTDを挙げた。

【富士通 vs オービック】第4クオーター、自らのランで逆転TDを奪い、咆哮するQBバードソンと、ガッツポーズのOL勝山=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

追うオービックはスカイラーがWR西村有斗へのロングパスを決め、一気に敵陣に攻め込むと、WR池井勇輝へのTDパスで3点差に。オービックは、オンサイドキックには失敗したが、3回のタイムアウトを使って富士通のオフェンスを止めると残り1分19秒から最後の反撃に出た。しかし、スカイラーのパスを富士通DBアルリワン・アディヤミがインターセプト。接戦に終止符を打った。

【富士通 vs オービック】第4クオーター、殊勲のインターセプトを決めた富士通DBアディヤミ=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

【富士通 vs オービック】第4クオーター10分、オービックのオンサイドキックをキャッチする富士通WR中村クラーク=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

【富士通 vs オービック】オービックRB李卓のランを食い止める富士通ディフェンス陣=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

【富士通 vs オービック】オービックを破って、6年連続でジャパンXボウル進出を決めた富士通の選手たち=2018年11月25日 撮影 Yosei Kozano

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