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2021-12-02

金本浩二が勢いに乗る田中稔を破って、2度目の優勝!【第9回(2002年)スーパージュニア/週刊プロレス】

ドラゴンカップをアピールする金本浩二

 2002年6月5日、新日本プロレス大阪大会で金本浩二が4年ぶり2度目の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」優勝を果たした。

 同年の出場選手は獣神サンダー・ライガー、垣原賢人、柴田勝頼、金本、邪道、ブラック・タイガー、カレー・マン、田中稔、エル・サムライ、成瀬昌由、井上亘、外道、AKIRA、タイガーマスク。優勝戦に勝ち上がったのは金本と稔。かつてタッグチームとして不動のIWGPジュニアタッグ王者だった2人だが、前年秋に金本が復帰してからは本隊とTEAM2000に分かれて敵対関係となっていた。

 稔は時のIWGPジュニア&ジュニアタッグ王者。スーパージュニアで初優勝すれば、3冠となり新日本ジュニア史上初の快挙。さらに金本戦はシングル未勝利。この一戦に勝てば、一気に2つ未達成の課題をクリアできる。

 だが、金本の壁は分厚かった。鋭い打撃や関節技、こだわりの逆さ押さえ込みで攻め込んだが、最後はドラゴン・スープレックス・ホールドで競り負けた。試合後、金本は優勝トロフィーと賞金500万円の小切手を獲得。さらに、優勝者&準優勝者に藤波辰爾からドラゴンカップが授与された。

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