アメリカンフットボールの関東学生1部TOP8第6節、早稲田大学と中央大学の試合が11月11日(日)に横浜スタジアムであり、早稲田大学が31-14で勝利した。早稲田大は5戦全勝、中央大は1勝4敗となった。
第3Q 2分33秒、早稲田RB#7が23ヤードランでTD。チームメートの祝福を受けた(撮影:北川直樹)
9月16日に行われた第2節の明治大戦以来の出場となった、早稲田副将RB#30片岡は、負傷欠場による鬱憤を晴らすかのような豪快な走りでTDを奪った(撮影:北川直樹)
早稲田大は、最初のシリーズでQB#1柴崎がパスをインターセプトされる不安な滑り出しだったが、副将のRB#30片岡が悪い流れを断ち切った。第2節の明治大戦で負傷して戦列を離れていた片岡だったが、第1クオーター(Q)7分、復帰後初のプレーで57ヤードを走りきり、先制のタッチダウン(TD)を奪った。第2Qには、K#96高坂のフィールドゴール(FG)とWR#6ブレナンのTDで得点を重ねた。一方で、早稲田大オフェンスは、前半に2インターセプト1ファンブルロストと、3つのターンオーバーを喫したが、その都度ディフェンスが無失点に抑え、17-0で前半を終えた。
早稲田のパス攻撃における絶対的存在、WR#6ブレナン翼。5回90ヤードで2TDを獲得(撮影:北川直樹)
後半も早稲田大は、途中から出場のQB#8宅和からブレナンへのTDパス、RB#7元山のTDランで着実に加点し、勢いをキープした。最後までローテーションで出場し続けた元山のランを中心に、後半のオフェンス19プレーのうちパスはわずか2本と、ボールコントロールに徹した。元山は、チームのラン213ヤードのほぼ3/4を稼ぐ152ヤードの力走を見せた。
中央大は、オフェンスの後半プレー数が早稲田大の3倍以上で、粘り強くドライブして第4Qには2TDを返した。2シリーズ連続でオンサイドキックを決めるなどして食い下がったが、前半の失点が大きく、早稲田大を脅かせずに終わった。
◇
早稲田大はここまで1試合の平均得点が34。ラン獲得距離で元山(511ヤード)が、スコアリングキックで高坂(42点)が、それぞれTOP8首位に立っている。「当然記録も意識している」と高岡監督が語ったように、最後まで攻撃の手を緩めない。春に立命館大に完敗を喫したこともあり、主将の斉川を中心に、目先の試合に勝つことだけでなく、常に関西を意識して「やりきる」戦いをしてきた。試合後のハドルで必ずといっていいほど関西を意識した発言が出ている。
DL#97斉川尚之は、キャプテンシーとプレーの両面でチームを強力に牽引している(撮影:北川直樹)
最終節で対戦する法政大は、フィジカルが強く、喪失ヤードがTOP8で一番少ない堅守を誇る。早稲田大のオフェンス、法大のディフェンスという両チームのストロングポイントのどちらが上回るか、激しい攻防が予想される。
最終節の11月25日は横浜スタジアムで3試合。第1試合の明治大対慶應大戦で、明治大が勝って1敗を守った場合、早稲田大は勝つか、引き分けるか、5点差までの敗戦で優勝。法政大は6点差以上の勝利で優勝となる。明治大が2敗となった場合は、早法の勝った方が優勝となる。
早稲田は、約2ヶ月ぶりに幹部4人が出揃った(撮影:北川直樹)
【写真・文/北川直樹】
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