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2022-01-02

【箱根駅伝2022】「5キロ過ぎで自分で行くしかないと思った」1区区間新記録を更新した中央大の吉居大和

1区5.6キロ地点で飛び出し、区間記録を更新した中央大2年の吉居大和(写真◎椛本結城)

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第98回箱根駅伝1区で、5.6キロ時点から先頭集団を飛び出し、独走で1時間0分40秒の区間新記録を更新した中央大学の吉居大和(2年)がレース直後に語った。

「自分で行くとは決めたなかったですけど、ペースが遅かったので自分のペースでうまく走れたと思います。そこまで(ペースが)遅くならないかなと……。遅くなったら自分が最初にペースを作れば、みんなで行けるかなと思っていました。5キロ過ぎで段々(後続が)離れていったので、自分でいくしかないと思いました。最初、30秒差と言われたときは、まだ分からないと思っていたんですけど、1分以上の差がついたときはこれならいけると思うことができました。自分のペースで行って(区間新記録を)出せたのは、凄く自信になります」

1区5.6キロ地点で飛び出し、区間記録を更新した中央大2年の吉居大和
2位と1分以上の差がついたときに「これならいける!」と思ったという中央大学の吉居大和

――天国で昨年9月に亡くなった碓井哲雄さんも見ていると思います。 

「中央大学のユニフォームで先頭を走れたので凄く嬉しく思っています」


中継地点に近づき、タスキを取って右の拳を突き上げる吉居大和(中央大学2年)(写真◎田中慎一郎)

――今年素晴らしいスタートを切った。今年のトラックシーズンの目標は?

「昨年は自分の思うような結果をトラックで残すことができなかったので、今年は5000mで13分13秒5をターゲットにトラックで頑張っていきたいです」

――13分13秒と言ったけど、大迫くんの日本記録、13分8秒を破ってよ!

「頑張ります!」
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