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2019-03-21

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福島千里×アシックス×ステップ スパイク座談会 走りにマッチしたこだわりの一足を手に入れろ!! 記録への挑戦。唯一の相棒だからこそもっとこだわりたい。

2019年シーズンがいよいよ幕を開ける。目標に向かって突き進んできた厳しい冬期練習も終盤を迎え、春の芽吹きと共に期待に胸を膨らませている選手もきっと多いことだろう。ここでは女子100m・200mの日本記録保持者でもあり、4月にカタールのドーハで開かれる第23回アジア陸上競技選手権の代表にも選ばれている福島千里選手(セイコー)、その福島選手が以前から愛用するSPBLADEシリーズの最新モデルSP BLADE SF 2の開発担当者、古磯真弥氏。多くのアスリートが訪れるステップスポーツ横浜店の城下阿李奈店長にスパイクシューズのこだわり、思い、選び方のポイントなどについて聞いた。

自分の動きや感覚にマッチしたシューズを選ぶ

――福島選手は現在、どんなタイプのモデルを使っていますか?

福島 私は10年来、SP BLADEシリーズを愛用しています。09年に11秒28、11秒24、10年に11秒21と日本記録を塗り替えた際に使っていたのもSP BLADEシリーズでした。記録はもちろん、体形(身長、体重など)だったり、筋力だったり、技術面なども変わってきていますが、その時々で変わらずフィットしてくれる良き相棒です。

10年来、SP BLADEシリーズを愛用しています

福島千里 (セイコー)
ふくしま・ちさと1988年6月27日生まれ。166㎝・53㎏、A型。北海道出身。糠内中→帯広南商高(以上、北海道)→北海道ハイテクAC→札幌陸協→セイコー。五輪には2008年の北京大会から16年のリオ大会まで3大会連続で出場。世界選手権には09年のベルリン大会から15年の北京大会まで4大会連続で出場を果たしている。自己ベストの100m・11秒21(10年)、200m・22秒88(16年)は、いずれも日本記録。

――SP BLADEシリーズのどのあたりが気に入っていますか?

福島 12年ごろに一度カーボンタイプのソールの硬いスパイクを試したことがありますが、硬過ぎて私には使いこなせなかったというのが正直なところです。硬さやフィット感などを含め、全体のバランスとしてSP BLADEシリーズが自分には合っていると感じています。

古磯 確かにカーボンタイプなど底の硬いタイプはその特性上、スピードに乗ってしまえば威力を発揮しますが、筋力が強くなければ、特にスタートから前半は使いこなすのが難しいかもしれません。その点SP BLADEシリーズは適度な硬さで男女を問わず中学生からトップ選手、100~400m、ハードル種目など幅広い選手層、種目に適したオールマイティなタイプとなります。

大切にしているのはフィット感 

――福島選手がスパイクで一番こだわっているのは?

福島 しっかり足にフィットしていれば、重さなども感じないと思っているので、単純な重量、軽さより、フィット感を大切にしています。私は気合が入ったり緊張したりすると、無意識のうちに紐をギュッと強く締めてしまう癖があるので、アッパーも、そうした場合でもしっかり優しく包み込みフィットしている、足に馴染むよう調整してもらっています。

古磯 SP BLADE SF 2ではアッパー材に軽量でフィット性が良い『HL-0メッシュ』を採用しました。ポリエステル繊維に弾力性の高い繊維を織り込んだ特殊構造で、バネのような弾力性を持つことで高いフィット性を発現させエネルギーロスにつながる着地時の足とシューズのブレを抑えます。またアンクルベルトとヒール部分が連動してさらにサポート性が向上するデザインに変わりましたし、福島選手のように紐をギュっときつく縛ってもしっかりフィットするようにUスロート部に切れ込みがあり工夫されています。

さまざまなタイプのスプリンターに対応できるのが特徴です

古磯 真弥
アシックスジャパン株式会社
プロダクトプランニング部
コアパフォーマンス
スポーツフットウエアチーム

お気に入りのスパイクを履くだけで練習が楽しくなる!!

――中・高校生はどんなタイプのスパイクを選んでいますか?

城下 女子選手はSP BLADEシリーズなど、どちらかというとソールが柔らかいタイプを選ぶ傾向にあります。男子選手は、レベル、年齢を問わず最近はアシックスのフラットタイプのモデルとなるJETSPRINTに興味を持つ選手が多いです。

私は現役時代、100mHを専門にしていましたが(ベスト:13秒65)、当時はSP BLADEシリーズを使っていました。履いていて安定感もあり、使いやすかったという印象があります。

 最近はトップ選手がどんなスパイクを履いているか、どんなピンを使っているのかなどの情報が出回っているので、自分も使ってみたいという選手が多いのも確かです。ですが、できるだけ選手の話を聞き、個々にマッチしたタイプのものを提案させてもらっています。

女子選手はソールが柔らかいものが好みです

城下 阿李奈
ステップスポーツ
横浜店・店長

古磯 ソールの硬さは好みが分かれるところですね。女子選手はしなやかさ、屈曲感を大切にする選手が多く、反対に筋力のある男子選手は反発の大きな硬いタイプが好きという選手が多いと思います。カカトの部分にもクッション性があり、さまざまなスプリンターに対応できるという点がSP BLADEシリーズの特徴ともいえます。

城下 スパイクには、ソール、アッパー共にいろいろなタイプがあるので、実際に店舗で試し履きして動いてみて感触、感覚を確かめてみることが大切だと思います。

福島 自分がレースで一番頑張らないといけないときに唯一頼みとなるのがスパイク。自分にマッチしたお気に入りを選んで、テンションを上げてレースに臨むのがポイントだと思います。

自分を知れば、選ぶべきスパイクも決まってくる

――最後に部活動に励む中・高校生にメッセージをお願いします。

福島 スパイクなど道具選びはとても大切です。しかし、道具に自分の走りを合わせるのではなく、自分の走り、感覚にマッチした道具を選ぶことが重要です。憧れのあの選手が履いているからではなく、それを使って、いかに自分の持っている力を引き出すか、速く走れるかがポイントとなります。だからこそたくさんの種類がラインナップされていますし、自分を知ることができれば、自然と選ぶべきスパイクも決まってくると思います。

SP BLADE SF 2
100~400mハードルまでマルチに対応するオールウェザー専用の短距離スパイク。
• サイズ:22.0~29.5㎝
• ¥18,000+税
※福島選手が使用しているスパイクはSP BLADEシリーズの別注モデルです。

スパイクイージーオーダーシステムがリニューアル!

asics.tv

アシックスジャパン株式会社 お客様相談室 0120-068-806

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