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2022-01-22

船木誠勝が拳王を秒殺! GHCナショナル王者となり、衝撃の金剛入り!!「武藤敬司さんもわかってくれます」【週刊プロレス】

金剛入りした船木誠勝

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 22日、NOAH大阪大会で船木誠勝が拳王に勝って、GHCナショナル王座初戴冠を果たした。

 昨年11月に望月成晃を破って、GHCナショナル王者となった拳王は中嶋勝彦(引き分け)、清宮海斗、原田大輔と3度の防衛に成功。4度の防衛戦の相手として名乗りを上げたのは船木だった。

 船木は昨年の2・12日本武道館で前政権時代の拳王に敗れており、これが約1年ぶり2度目の挑戦。拳王との2度目のシングルマッチ。勝てば2020年8月のM’sアライアンス加入から約1年半にしてNOAHでの初戴冠となる。

 試合前から緊張感に包まれる中、両者はスタンドでの打撃戦を展開。スリリングな展開が続き、船木が浴びせ蹴り。これで拳王をひるませるとランニング・ローキック、チキンウイング・フェースロックからハイブリッドブラスター狙いへ。

 だが、これは誘い水。次の瞬間、船木はスリーパーにすぐさま移行して絞る。これで拳王はタップ。3分58秒…238秒という秒殺決着となった。

 試合後、マイクをつかんだ船木は衝撃の言葉を語った。

「拳王選手、試合して、いつも刺激をもらってきました。今日も朝から、5時半に起きて、ワクワク、ドキドキ、ホントいい刺激を毎回、勝っても負けてももらってます。拳王選手、ありがとう! 今日は勝ったんで、自分から提案があります。拳王選手、オレと、組みましょう。今日からオレも、金剛に入ります! 次は、赤いコスチュームで、闘います」

 まさかの提案にセコンドにいたM'sアライアンスの丸藤正道と田中将斗も動揺を隠せない。

「武藤(敬司)さんもわかってくれます。これからは丸藤選手、田中選手、2人とも試合がしたい! レスラーは仲良しこよしじゃないじゃないですか。何年か前の決着つけましょう。田中さんも、つけましょう。まだ、まだオレ元気なんで。元気なうちに、やりましょう、もう一回。もう一回やりましょう」

 船木は拳王、中嶋勝彦ら金剛のメンバーと握手を交わして、集合写真にも参加。バックステージでは「拳王選手、中嶋選手、試合をして、強さはわかりました。去年の11月28日、代々木であの試合(ダブルタイトルマッチ)見て、この2人が今のプロレス界のトップだなと感じました。そのトップのいるグループに自分も入って、刺激をもうちょっと強くしたい。そういう気持ちで入りました」と説明。GHCナショナル王者となり、金剛入りを果たした船木がNOAHマットをさらに熱くさせていく。
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