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2022-02-01

ウイニングメンタリティー コーチングとは信じること(トム・ホーバス/著)

2022年 2月 4日発売
BBM1120020
四六判並製・192頁
定価  1,760円(税込)
ISBN:978-4-583-11444-6 C0075

Contents

コーチは、孤独で終わりのない仕事である――。

「This TEAM has stolen the hearts of everyone who loves Basketball」
(このチームはバスケットボールを愛するすべての人の心を奪ったのだ)

2021年夏、唯一無二のバスケで世界を魅了した。
トム・ホーバス率いるバスケットボール女子日本代表。
日本らしさを追求できるメンバーの選考と戦術のこだわりは多くの賞賛を受けた。
名将が唱える、選手の力を最大限に引き出すコーチングとは何かを語りつくした一冊。

【目次】
はじめに
第1章 「トム・ホーバス」ができるまで
スポーツ少年として育った末っ子
NBA入りを逃す
日本リーグでもプレー
夢の舞台へ
コーチングキャリアは突然訪れた

第2章 ホーバス流コーチング哲学
チーム内で関係性を築け
コート外でのコミュニケーションが大事
選手を刀のように鍛えろ
「ロボット」を作るのではない
試合中にコーチがやるべきこと
ホワイトボードなどいらない

第3章 競争と高い目標設定
金メダルを目指して
競争こそがチームを強くする
ワールドカップでの苦い経験
「楽しむこと」は必要なのか
「バスケットボールを再び面白くしてくれた」

第4章 勝てるコーチであるために
どんな人物がヘッドコーチになれるのか
モチベーターであれ
選手が壁に当たったときにどうするか
我慢強くあれ
細部にこだわらなければ勝てない
コーチは孤独で終わりのない仕事である

第5章 学び続けなければ生き残れない
チャンスがあればどこにでも行く
自分のスタイルを確立せよ
チームのディレクターであれ
ヘッドコーチだけでは勝てない
最良のスタッフを求めろ
読書からインスピレーションを得る

第6章 日本のバスケットボールの未来
コロナ禍での準備
日本にとって好ましい流れ
日本のゴールドスタンダード
課題が山積みだが、進歩も見られた初陣
優れたヘッドコーチであるために

おわりに

【著者紹介】
トム・ホーバス(Tom Hovasse)/著
1967年1月31日生まれ、アメリカ出身。ペンシルベニア州立大学を卒業後、ポルトガルリーグでのプレーを経て、1990年にトヨタ自動車ペイサーズ(現アルバルク東京)に加入した。1994年にNBAに挑戦し、アトランタ・ホークスと契約。1995年に日本リーグに復帰し、2000-2001シーズンまで選手生活を送った。JXサンフラワーズ(現ENEOS)や女子日本代表でコーチなどを務めたあと、2017年に女子日本代表のヘッドコーチに就任し、東京オリンピックまで指揮を執った。2021年秋からは男子日本代表のヘッドコーチを務める。

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