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2018-10-21

東京ガス、米国人選手温存も2人のQBが活躍 5勝1敗で「バトル9」首位=Xリーグ第6節

社会人アメリカンフットボールのXリーグは10月20日、富士通スタジアム川崎で、最終第6節の東京ガスクリエイターズ対電通キャタピラーズの一戦があり、東京ガスが電通に、33-7で快勝した。東京ガスは5勝1敗、電通は2勝4敗でレギュラーシーズンを終えた。

【東京ガス vs 電通】東京ガスチームトップのラン90ヤードを記録したQB徳島=2018年10月20日 撮影 Yosei Kozano

東京ガス○33-7●電通

東京ガスはQBイカイカ・ウーズィーとディフェンスの2人の米国人選手を出場させずに温存、RBアンドレ・ホワイトも限定的な出場だったが、徳島秀一が90ヤード、中本裕樹が72ヤードと2人のQBがともにランで活躍、試合を支配した。第1クオーター(Q)、RB千代田耕毅のランタッチダウン(TD)で先制すると、直後の電通のオフェンスで、QB山城拓也のパスをDB阪部昂平がインターセプトし、リターンTD。8分にもRB尾花史高のランでTDとたたみかけた。
東京ガスはその後、TDは奪えなかったが、オフェンスが着実にボールを進めてK関根佑が4本のフィールドゴール(FG)を成功させた。前節ですでに下位「バトル9」の首位とワイルドカード(WC)プレーオフ進出を決定している力を見せつけた。
電通は、この試合も含め、敗れた4試合で挙げたTDはいずれも第4Qの試合の大勢が決まった後。来季に向け課題を残した。

       ◇

東京ガスは5勝1敗で11月4日のワイルドカードプレーオフに出場する。

※電通の勝敗を1勝5敗と記しておりましたが、2勝4敗の誤りです。訂正してお詫びいたします。

【東京ガス vs 電通】第1Q3分、東京ガスのDB阪部が、電通QB山城のパスをインターセプトし、リターンTD=2018年10月20日 撮影 Yosei Kozano

【東京ガス vs 電通】東京ガスRBホワイトが20ヤードをゲイン。馬車馬のように走るホワイトだがこの日は限定的な働きだった=2018年10月20日 撮影 Yosei Kozano

【東京ガス vs 電通】ハドルをブレークした東京ガスのOL。255ヤードを獲得したランオフェンスを支えた=2018年10月20日 撮影 Yosei Kozano

【東京ガス vs 電通】ハーフタイムに笑顔を見せるQBイカイカとRBホワイト。後方は攻撃コーディネーター兼任のQB徳島=2018年10月20日 撮影 Yosei Kozano

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