第40回全国高校女子選抜大会ベスト４出そろう！

広島県尾道市を舞台に３月19日に始まった『第40回全国高校女子選抜大会』。大会３日目の本日、３回戦と準々決勝が行われ、ベスト４が出そろった。



　１つ目の山を勝ち上がったのは神村学園（鹿児島）。１回戦で市立太田（群馬）に１対０の完封勝利を挙げると、２回戦で昨夏の優勝校（※）である多治見西（岐阜）に３対０、３回戦で津商業（三重）に３対０、準々決勝で星野（埼玉）に３対０で勝利し、４試合連続の完封勝ち。無失点で準決勝へと駒を進めた。


全試合を無失点で勝ち上がってきた神村学園（写真／ソフトボール・マガジン編集部）

　２つ目の山を勝ち上がったのは、昨春の覇者・佐賀女子。初戦となった２回戦では、聖和学園（宮城）から３対０で完封勝利を挙げると、３回戦の矢板中央戦（栃木）は９対３で快勝。続く清水ヶ丘（広島）との準々決勝は乱打戦となり最終回に１点差に迫られるも、何とか逃げ切り準決勝進出を決めた。


昨春の覇者・佐賀女子。まずは四強まで勝ち上がった（写真／山口高明）

　３つ目の山を勝ち上がったのは、昨夏優勝校（※）の山梨学院。１回戦で向陽（長崎）から２対１で勝利を挙げると、２回戦は京都西山（京都）の棄権により不戦勝。３回戦では高川学園（山口）を７対０の６回コールドで下し、準々決勝では創志学園（岡山）に４対１で勝利。夏春連続で４強入りを決めた。


夏に続いて四強入りを果たした山梨学院（写真／山口高明）

　４つ目の山を勝ち上がったのは厚木商業（神奈川）。１回戦で啓新（福井）を８対２で退けると、２回戦は香椎（福岡）に２対０で完封勝利。３回戦は花巻東（岩手）、準々決勝ではインターハイ優勝校（※）の千葉経済大附を相手に接戦を演じ、それぞれ１対０、２対１で勝利。2015年に優勝して以来の準決勝進出を決めた。


花巻東、千葉経済大附を倒して四強入りの厚木商業（写真／山口高明）

　明日の準決勝の組み合わせは、神村学園×佐賀女子、山梨学院×厚木商業。勝ち上がったチームが春の日本一を懸けて戦います。明日の戦いにご注目ください！　

　なお、この大会の詳細はソフトボール・マガジン６月号の「2022高校センバツ特集」で！

※2021年インターハイは降雨の影響で４校優勝