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2022-04-03

新生UWF頂上決戦で前田日明が藤原喜明を撃破!「一番勝ちたかった人に勝てて嬉しい」【週刊プロレス昔話】

試合後の前田日明と藤原喜明

1989年8月13日、新生UWFが横浜アリーナ大会を開催。1万7000人の大観衆を集めた。大会の模様は札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡5都市の映画館などで「クローズド・サーキット」としてライブ中継。トータル3000人のファンがリアルタイムで楽しんだ。

 メインは前田日明vs藤原喜明の頂上対決。エースの前田は前年5月の旗揚げから髙田延彦に敗れたものの13戦12勝1敗。藤原は移籍から4連勝中だった。

 試合は藤原がパンチやヘッドバットやサブミッションで攻め、前田がキックやスープレックスで応戦する展開。互角の攻防が繰り広げられる中で前田は左ワキ腹へのキックに活路を見いだし、次々とダウンを奪っていく。

 最後もキックでダウンさせ、18分16秒、5ダウンでTKO勝ち。苦手と言われていた先輩からの勝利について前田は「一番勝ちたかった人に勝てて嬉しい」と語っていた。

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