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2018-10-16

明治大、攻守蹴が噛み合い、中央大に大勝 関東学生TOP8

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アメリカンフットボールの関東学生TOP8第4節、中央大学と明治大学の一戦が10月15日に富士通スタジアム川崎であり、明治大学が中央大学に44-0で大勝した。明治大は、攻守蹴の全てが噛み合い5タッチダウン(TD)、3フィールドゴール(FG)、6ターンオーバーと隙のないチーム力を見せた。明治大は3勝1敗、中央大は1勝2敗となった。

明治大WR#5九里は、6回捕球87ヤード2TD獲得と活躍した(撮影:北川直樹)

明治大学44-0中央大学@富士通スタジアム川崎<10月15日(日)>

明治大OLのパスプロテクションの中で冷静にパスを投げ分けた、QB#4西本(撮影:北川直樹)

明治大はQB#4西本が最初のシリーズから軽快にパスをつなぎ、WR#5九里へ28ヤードのTDパスで先制した。攻撃の勢いは、守備にも伝わり、第2クオーター(Q)冒頭に、中央大のパスを明治大副将DB#24織田がインターセプト。この好機に西本がWR#7渡邊へTDパスを決めた。西本は第2Q9分にも九里へこの試合2本目のパスTD。前半終了間際にはRB#32小泉がランでTDを加えた。
明大は守備・キッキングでも、5インターセプトと1ファンブルリカバー。織田は2インターセプト、第4QにはLB#40久松がインターセプトリターンTDを決めた。さらにK#37佐藤が3FGを決めるなど最後まで気を緩めなかった。 QB西本はパス19/25、成功率76%で222ヤード3TDとほぼ完ぺきな仕上がりを見せた。

中央大の激しいマークを破り、明治大RB#32小泉がランでタッチダウン(撮影:北川直樹)

明治大DB#33増田が中央大からボールを奪った(撮影:北川直樹)

前節日体大から初勝利を挙げた中央大だが、この日は悪夢のような試合展開。終盤に登場した1年生QB#6土屋がゴール前1ヤードまで侵攻したが、ラストプレイでTDを狙ったパスを失敗。悔しさの滲む完封負けとなった。

中央大副将のDL#1池田は、1ロスタックル1QBサックを記録し、奮闘した(撮影:北川直樹)

【北川直樹】

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