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2022-05-07

【陸上】東京五輪メダリストも参戦のセイコーGPP前日会見コメント、三浦龍司は「8分20秒台」目標

東京五輪3000mSC7位の三浦龍司(順大3年)が国立で3000mSCの今季初戦に臨む

5月8日(日)に行われるセイコーゴールデングランプリの前日会見が国立競技場で行われた。日本からは東京五輪3000mSC7位入賞の三浦龍司(順大3年)、1500m8位入賞の田中希実(豊田自動織機)らが出席したほか、4×400mR金メダルのマイケル・ノーマン、400mH銀メダルのライ・ベンジャミン、100mH銀メダルのケンドラ・ハリソン(以上、アメリカ)らが、今大会での目標や有観客で行われることへの喜びを口にした。選手のコメントは以下の通り(一部抜粋)。

★女子やり投
北口榛花(JAL)
「64mの(世界選手権)標準記録を目標にやってきているつもりなので、やってきたことを発揮できたらいいなと思っています。木南記念が終わってから、体が突っ込んでしまう、右脚をうまく使えないことが課題として挙げられたので、投てき練習以外でもその部分を意識して練習してきました。試合になると変わってしまうタイプなので、100%できる自信はないですがが、取り組んできたことには自信を持って試合で発揮していきたい」

★男子3000mSC
三浦龍司(順大3年)
「タイム的な目標は定めていないですが、最低限8分30秒は切っていきたい。20秒台を出していくのはまあ必要というか、ベースになると思うので、明日のレースは外国人選手がいると聞いているので、うまく使いながらというか、自分の走りと障害を合わせながらタイムもしっかりと狙い、勝負の面でも積極的に引けを取らないレースをしていきたいなと思っています」

★女子1500m
田中希実(豊田自動織機)
「久しぶりに国立競技場で走ることができるので、タイムを狙うというよりはレースを楽しめることを目標にしたいと思います」

★男子100m
クリスチャン・コールマン(アメリカ)
「インドアで培ってきたものを屋外の大会できちんと持っていきたいと思います。今シーズン初めての100mのレースなので、ぜひ勝ちを得て帰りたい」

小池祐貴(住友電工)
「観客が入ることは、ここのスタジアムに限らず、去年の後半シーズンあたりから増えて、シンプルに楽しいなという感情がある。その点は非常に楽しみです。ここで(世界選手権の)標準記録を狙おうと計画していたので、明日は10秒05を狙って走りたいと思っています」

多田修平(住友電工)
「新しい国立競技場で有観客で開催されるのは僕にとって初めての経験。今シーズンから有観客になっていて、応援しているよと声を掛けられてモチベーションも上がっています。明日も、たくさんの人が応援に来てくれると思うので、流れに乗っていい走りをしたい。(世界選手権標準記録の)10秒05というタイムは大事なんですけど、あまり意識せず、勝負にこだわって楽しむところを意識してやっていきたい」

デーデー・ブルーノ(セイコー)
「自分は五輪は走れなかったですが、出雲陸上もそうですが、観客がいると気持ちが高まるので楽しみです。今季のタイムが10秒46なので、それ以上のタイムを出して、しっかり勝負できるようにはしたい」

★男子400m
マイケル・ノーマン(アメリカ)
「観客が来ていただいて走れるのが楽しみ。前回(東京五輪)で足りなかったのは観客だったと思います。観客が応援してくれることで、観客とのつながり、雰囲気がつくれる。特別な瞬間になると思っています。今季、レースのリズムを取り戻すためにいろんな取り組みをしてきています。しっかりやるべきことをやって、自分自身のレースに期待を持っています。44秒以下で走れればいいなと」

★男子400mH
ライ・ベンジャミン(アメリカ)
「以前もこのスタジアムで走って、このトラックはとても速いです。本当にワクワクしています。47秒を切れるタイムで走れればと思っています。ただ、シーズン初めの方なのでブレーキをかけながら無理をしないでとも考えています。今日もこのトラックを走って、とにかく興奮を隠せず、ワクワク感でいっぱいです」

★女子100mH
ケンドラ・ハリソン(アメリカ)
「このスタジアムが大好きです。銀メダルを取りましたので、明日もいいレースができると思っています。今日もこのスタジアムで練習して、いい状態になっています。明日はベストのタイムを出すとしか言えませんが、コーチのアドバイスを聞いて、明日のレースに臨みたいです」

写真/野中元 構成/編集部

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