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2022-05-10

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データ分析でひとつ上のレベルへ 破格、年間3万円のスコアブックアプリ

ある東北地方の名門高校野球部監督の発言——。
「え、こんなのが出るんですね。全国大会への近道になる道具じゃないですか。すぐに導入したい。画期的なツールになるかもしれません」
『STEAM Sports Laboratory』(以下、スティーム・スポーツ・ラボ)が提供する『STEAM Baseball(スティーム・ベースボール)』は、その導入だけでチームのレベルを上げられる可能性を秘めている――そんな画期的なアプリになるかもしれない。


シンプルで簡単な入力したデータが個人で、スマホで活用できる 

 ラプソード、スタットキャストなどデータ計測機器は今の野球界では勝つための必須アイテムになった。データは技術、戦術とともに勝利への欠かせない要素だ。

『STEAM Baseball(スティーム・ベースボール)』はタブレットを使ったデジタルスコアブックアプリで、様々なデータを収集し、選手の特徴を生かすために活用できる。



 まず入力がシンプルで簡単だ。スタメンを打ち込んで準備完了。バッターが構える25分割されたホームベース上にピッチャーが投げたコース、球種をタッチしていく。打ったらダイヤモンドの画面に打球の行方をタッチするだけで結果が記される。「三ゴロ」「右安」という具合だ。これで、別のページの通常の手書きスコアブックも自動的に作成されていく。

「右安」を詳しく見たいときは何球目のどの球種を打ったか、配球がわかる。  



 その打者の情報は打率、打点など基本的なデータの他にどのコースのボールを捉えていたか、左右投手との相性、直球系、変化球をどれくらいヒットできているか。そんなデータも蓄積されている。

 

 ピッチャーも投げた球種の割合、打者別、カウント別の被安打率、どの方向に打たれたか、ゴロ、フライの比率など、その試合の分析、全期間の成績やサイバーメトリクスデータも出てくる。

 自チームの分析が基本だが、映像があれば、相手チームの入力ができて研究もできるというわけだ。

 1チーム、1タブレット、1IDで年間3万円。他にも同レベルのアプリはあるが、15万円から20万円かかると言われていて、『STEAM Baseball』は破格なのだ(小中高が3万円、大学・社会人は5万円の提供になる)。

 また登録した選手が個人で、スマートフォンで見ることもできるアプリがある。データをスマホの中に入れて持ち歩けて高校生は月100円だ(大学生以上が300円)。

大学、研究機関の知財を提供

 選手個人の成績、データが手元にあって、さらに、このアプリを最大限に生かす方法は別にある。

『スティーム・スポーツ・ラボ』原口富明氏が説明する。

「わが社は東京大学のスポーツ先端科学連携研究機構とか鹿屋体育大学のパフォーマンスセンターと提携しています。収集したデータをこれらと共有して分析してもらえるんです」

 たとえば、左ピッチャーの変化球を打つのが上手い右打者がいたとしよう。彼は練習で右投手のストレートを打ち込む回数を増やした方がウィークポイント克服になる。また今度の試合で彼を何番で起用するか。左投手が先発予想ならクリーンアップにしてもいい。しかし、右投手が予想されるなら、スタメンを外してもいいかもしれない。そんなマネジメントの手助けになる。

 

 原口氏が続ける。

「大学の研究知見、トップアスリートの経験知財をフィードバックしてもらってアプリを使っている学校に提供します。選手はそれらを持って帰って、練習に生かす。トライアンドエラーを繰り返して身に着けていく、という流れを作ろうと考えています」

部活の地域移行に備えて時代を先取り

 実は、このプラットフォームは時代を先駆けている、というが、はたして――。

 つい先日、スポーツの歴史的転換を迎えるだろう、というニュースがあった。中学校の部活の休日の地域移行が25年度までに進められるのだ。教員の負担軽減と生徒の有意義な活動に向けての策だ。

そんな部活をさらに充実させ、先生の代わりを成すものは何か。『オンライン部活』だ。
 

『スティーム・スポーツ・ラボ』山羽教文社長が言う。

「学校の働き方改革の部活移行はいいタイミングだと思います。オンライン上で学びの機会、探求するきっかけを提供できれば、コストもリアルなフィールドを使うよりも抑えられるだろうし、移行の課題のいくつかも解消できるのではないかと考えます。

 練習試合で記録、映像、データをデジタルツールで収集できれば選手自身が週末の『オンライン部活』に持ってきて、データを紐解いていって、見つけた課題をウィークデーの部活でやってみる。そういう循環ができれば、ウィークデーの部活は効率的にできるのではないかと思います」

 その逆もしかり。月曜日に『オンライン部活』をやったとして、今週はこういう課題を見つけよう、目標設定する時間にする。その時間を先生ではなくて、『スティーム・スポーツ・ラボ』が担う。目標を達成するにはどういうトレーニングをするのか。各自にアドバイスできるのだ。

 東大の先生からピッチングフォームの新しい研究成果が出たとしたら、それを知財として報告出来るし、プロ野球選手も登場できて、技術指導ができるような時代も来るかもしれない。

 目標設定の日と成果発表の日を2時間ずつとって『オンライン部活』の日にすれば、部活の代替になる。そんな流れを作るのが理想だ。

IT社会を生き抜くための教育

"現状よりもう一つ勝つ、そして新しい部活の創出"。

そんなフェーズに突入できる道具……。いやいや、そんな小さな話ではない。

『STEAM Baseball』は甲子園どころか未来を、人生を変える手助けになるツールになるかもしれない。

“STEAM教育”を簡単に説明しておきたい。

 Sはサイエンス、Tはテクノロジー、Eはエンジニアリング、Aはアート、Mはマスマティクスのそれぞれの頭文字をとった造語がSTEAMだ。これからのIT社会を生き抜くには、この5つの要素を組み合わせたり、応用していろんな問題を解決していく必要がある、という教育概念をいう。『スティーム・ラボ』はスポーツがSTEAM教育に大きく寄与すると説く。

 山羽社長が熱く語る。
 
「教育としてスポーツを捉えるならば、練習して勝つことも大事です。でも指導者が一方的に教えるだけで勝っても、本当に意味があるのかどうか。もっと選手自身が試行錯誤しながら、探求して上手くなることを経験させてあげないと、教育としてのスポーツの意味がないのではないか。

 体を動かしているだけじゃなくて、いろんな角度からパフォーマンスを分析して、大学や経験者の知見を交えて自身を磨いていく必要がある。野球を含めてスポーツはスティームに最適なんです」

STEAM(スティーム)教育に触れた人、学んだ人は未来を変えられる。

 このタブレットで扱う野球のスコアブックアプリ、『STEAM Baseball』は、そんな人材を育成するサポートツールでもあるのだ。 


        
山羽教文
早稲田大学出身。在学中はラグビー部に所属し、4年次に主将を務める。卒業後、三井物産株式会社に入社。6年間の勤務経験を経て、米国オハイオ大学大学院に留学。スポーツ経営学修士修了。
自身の少年期からのスポーツ経験をもとに、スポーツに潜在する教育的価値を探究。スポーツ経験をきっかけに、未来を担う子ども達が、人生の主人公として自分らしい人生を育めるスポーツ環境の創造をミッションに掲げる。現在、バレーボール西田選手等のアスリートマネジメントを行いながら、彼らの経験知財をスポーツ教育教材として社会還元する仕組みづくりに尽力。スポーツを通じた教育イノベーションにチャレンジしている。


商品名:野球スコアブックアプリ「STEAM Baseball」
利用環境:iPad又はAndroidタブレット(PC・スマートフォンの利用不可)
メモリ:推奨6GB 以上
容量:64GB以上(タブレットの利用用途による)
ネットワーク:非通信でも利用可能(但し、データ統合・バックアップには通信が必要)
年間利用料:小学校・中学校・高校3万円、大学・社会人5万円
※導入チーム選手向けアプリ利用月額100円~ご利用可能
https://baseball.steams-jp.com



株式会社STEAM Sports Laboratory(スティームスポーツラボラトリー)
担当:小松・片山
住所:〒107-0062 東京都港区南青山2丁目27ー28 グラン青山1101
TEL:03-6206-0333(平日10:00~17:00)
Mail: info@steams-jp.com
当社は、スポーツを起点としたSTEAM教育事業を推進しています。経済産業省『未来の教室』において開発した、『STEAM Sportsプログラム』の、学校体育や部活動、地域スポーツでの普及を目指しています。今後、スポーツフィールドにおける情報(データ、映像、記録)を収集するツールとの連携と、オンライン上での学び・探究機会を児童や生徒に提供していきます。

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