2022-05-13

佐々木朗希。「完全」と「あと一歩」の記憶【BBMフォトギャラリー101】

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム　「まさか、2試合連続のパーフェクト？！」との視線を一身に浴びながら、佐々木は期待通りのピッチングを披露した

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4月10日のオリックス戦でNPB史上16人目の偉業となる「完全試合」を達成した千葉ロッテの佐々木朗希投手。快挙から1週間。同17日、北海道日本ハム戦の先発登板が確定すると、当日の入場券は前売り段階で完売。スタンドは大きな期待感に包まれました。その中で佐々木投手は初回からまさに「パーフェクト」な投球を展開。8回終了時点まで打者24人を完璧に抑え込んだのでした。しかし、迎えた9回表。マウンドに向かったのはクローザーの益田直也投手。10日の試合で105球、この日も102球をすでに投げていた佐々木投手の疲労度を考慮した井口資仁監督が、「2試合連続の完全試合達成」を目前に交代を命じたのでした。試合は0対0の10回表、万波中正選手のソロアーチで勝ち越した日本ハムが1対0で勝利を収めましたが、野球ファンの心には8回までの佐々木投手の「完全」の記憶と、惜しくも2試合連続とはならなかった「あと一歩」の記憶が、いつまでも鮮やかに残ることでしょう。（文・写真◎高原由佳）

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム
プレイボールに向けて、ダッグアウトの脇で軽めのキャッチボールをおこなう佐々木。完全試合以来、中6日での先発マウンドとなった

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム
2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム　入場券は前売り段階で完売。スタンドは2万9426人の観客で埋め尽くされた

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム
4月10日の試合でも佐々木とバッテリーを組んだ高卒1年目の松川虎生(左)が、この日も先発マスク。20歳・佐々木と18歳・松川の若きコンビが大偉業達成に挑んだ

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム
1回から8回まで打者24人をパーフェクトに抑え込んだ佐々木。ストレートの最速は163キロを記録した

2022年4月17日千葉ロッテvs日本ハム=ZOZOマリンスタジアム
4月10日の試合ではNPB記録タイとなる19個の三振を奪ったが、この日は14奪三振。６回表、ヌニエスを三振に仕留めると表情を緩めた

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佐々木朗希。「完全」と「あと一歩」の記憶【BBMフォトギャラリー101】

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