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2022-06-10

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日本記録が2回更新された「マイルの聖地」尼崎でアンダーアーマーが1マイルランin尼崎を開催

1マイル(約1609m)を全力で駆け抜ける――。6月9日、アンダーアーマーが主催する「アンダーアーマー1マイルラン in 尼崎」が、兵庫県尼崎市のベイコム陸上競技場で開催された。アンダーアーマーの1マイルレースは、5月2日の東京・新国立競技場、同26日の夢の島陸上競技場に続き3回目。関西では初開催だ。

 この1マイルレースは、アンダーアーマーがグローバルで展開する「UAオールアウトマイル」の一環として実施されている。日本ではマイルレースはなじみが少ないが、アメリカでは大きなマラソン大会の前日にロードのマイルレースが開催されるなどポピュラーだ。マラソン人気の根強い日本に、「短い1マイルを全力で走る」場をつくることで、ランニングに対する新たな楽しみ方・価値観をランナーに提供したいという、アンダーアーマーの思いが込められている。



この日は、アンダーアーマーの「UAフロー ベロシティ ウインド2」の試し履きも兼ねていた。1500m4分切りのタイムをもつ猛者から、純粋にマイルの距離を体感しに来たファンランナーまで、151人が8組に分かれ、軽量ラバーレスの最新スピードモデルを着用して、それぞれの全力でトラック4周余りを駆け抜けた。

実は、会場のベイコム陸上競技場では、過去2回、1マイルの日本記録が更新されている。20 年前の2002年6月15日に田村育子さん(グローバリー)がマークした4分34秒81は、いまだに女子1マイルの日本記録でもある。そうした「マイルの聖地」の力も借りて、特に目標タイムの速いランナーがそろう終盤のグループになるにつれて、先頭が次々に入れ替わる熱い戦いが繰り広げられた。

今回は、尼崎陸協の全面サポートのもと正式に1マイルのタイムも計測され、最速は男性が瀬口啓太さんの4分36秒20、女性が黒川絆奈さんで5分43秒25だった。



 参加者の1人、中島知美さんは「特に私のような陸上未経験者は、マイルという距離にはなじみがないと思います。どれくらいのペースで走っていいのかが分からなくて、最後は結構しんどかったですが、楽しんで走ることができました。『UAフロー ベロティティ ウインド2』も、最近厚底ばかりで地面の感触を感じられるシューズを履いていなかったので、こういうシューズを履いて走ることも大事だなと感じさせられました」と語った。

アンダーアーマーでは、今後も1マイルレースを各地で開催していく予定。スピード練習の一環として、また、スピード能力を確認するためのタイムトライアルとして、挑戦してみてはどうだろうか。

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