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2022-07-01

【アメフト】大学対抗フラッグフットボール「フラッグボウル」今年から女子の部も

昨年のフラッグボウル決勝、早大vs慶大戦から=撮影:小座野容斉

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関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA、廣田慶理事長)は、7月3日(日)にアミノバイタルフィールド(東京都調布市)で、フラッグフットボール競技会「KCFA フラッグボウル 2022」を開催する。

 フラッグボウルは、アメフトの現役大学生選手が学校単位で参加する国内で初のフラッグフットボールの競技大会として、昨年6月に開催されており、今回が2回目となる。昨年は男子のみだったが、今回は女子の部も実施される。また、昨年は無観客だったが、今年は有観客での開催となる。

 今回は、男子は昨年優勝の慶應義塾大学、早稲田大学、法政大学など9 チームが参加。3 チームずつ 3 ブロックに分かれて予選リーグ戦を行った後、各ブロック同順位同士で順位決定リーグを戦う。予選リーグの組み分けは以下の通り。

▽A ブロック 神奈川大学、早稲田大学、法政大学
▽B ブロック 立教大学、一橋大学、慶應義塾大学
▽C ブロック 明治大学、東京大学、明治学院大学


 昨年の第1回大会は決勝で慶大が早大を破り、優勝した。3位には法大が入った。

 女子は、体験会のみだが、競技を実施する。昨年は参加チームが無かったため、女子の部は開催できなかった。関東学生女子タッチフットボール連盟から成城大学と慶應義塾大学が、KCFAから神奈川大学、早稲田大学、立教大学が参加する。

本大会の入場券(500円)はすべて電子チケットとなり事前の購入が必要。試合会場での紙の当日券販売はないという。

https://kcfa-official.moala.live/collections/ticket/products/2022-kcfa-flag-bowl

今月開催のワールドゲームスでも実施

 フラッグフットボールは、アメフトに似ているが、防具やヘルメットを付けず、腰につけた日本のフラッグを取ることでタックルの代わりとする、コンタクトの無い競技。国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)は、2028年の夏季オリンピックロサンゼルス大会での競技化を目指しており、日本アメリカンフットボール協会も全面的に協力している。
 7月7日から開催される、五輪に次ぐ規模の世界的な総合スポーツ大会、ワールドゲームス・バーミンガム大会(米アラバマ州)でも競技として実施され、IFAFとNFLが全面的にサポートする。日本からは女子代表チームが参加する。
 また、6月には、ミシガン州アナーバーで、17歳以下と、15歳以下の男女、計4カテゴリーで国際大会が開催され、日本の選抜チームは各カテゴリーで準優勝という好成績も残している。

昨年のフラッグボウル決勝、早大vs慶大戦から=撮影:小座野容斉

【小座野容斉】

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