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2020-08-17

【ボクシング】王者・寺地拳四朗が感染症対策応援品を寄贈

WBC世界ライトフライ級チャンピオン寺地拳四朗(28歳=BMB)が17日、地元の京都府城陽市役所で新型コロナウイルス対策応援品として奥田敏晴市長にパルスオキシメーター(肺炎の早期発見に有効な器具)5台と避難所訪問セット5個を寄贈した。

上写真=奥田市長に寄贈品を手渡す寺地

 奥田市長は「拳四朗選手から心温まる寄付をいただき市民を代表してお礼を申し上げます。コロナ禍で試合も決まらないようですが、コロナが一掃された後には、より一層たくましくなってわれわれに勇気をいただけることを期待しています」と感謝と激励。

 寺地は「寄付したものが使われないことの方が良いのですが、もし必要になった時に役立ててほしいと思います」と語った。

 コロナ禍の中、昨年12月のV7戦以来となる次戦が決まらない寺地だが、「今はただただ練習をしている感じです。ジムでは密にならないように僕は昼間に練習して、夕方に選手が増えたころに帰るようにしています」とジムワークでの工夫を語り、「家では2ヵ月前に猫を飼い始めたので、外に出なくなりました」とペットに癒されている自宅での状況を教えてくれた。

取材_加藤健太郎

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