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2020-07-29

【ボクシング】中谷潤人の8・21世界戦は延期…

8月21日、東京・後楽園ホールで予定されていたWBO世界フライ級王座決定戦、同級1位ジーメル・マグラモ(フィリピン)対2位中谷潤人(M.T)のタイトルマッチ12回戦は、延期となることが発表された。

写真上=再び世界戦が延期となった中谷。順調な調整を続けていた

 29日、主催の帝拳プロモーションが発表した。「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が懸念される中、日本、フィリピン両国政府による出入国制限が緩和され、出入国が可能となるまで延期する」とした。新たな日程は世界情勢を見て、改めて発表される。

 2020年、日本で最初の男子世界戦となるマグラモー中谷戦は当初、4月4日に予定されたが、新型コロナの影響で8月21日に延期。無観客で行うことになっていた。中谷は2月から試合に備え、キャンプやスパーリングなど、気を抜かず調整に努めてきた。再びの延期に、M.Tジムの村野健マネージャーは「中谷は『(コロナの影響は)自分だけのことじゃない』としっかりした気持ちでいるが、半年以上も緊張した状態が続いてきたので、少し休ませたい。レベルは間違いなく上がっている。いったん気持ちを切り替えることも必要」と話した。

 中谷はジムを通じて「今回も延期という形となってしまいましたが、信念を強く持ち、目標の世界チャンピオンになる姿を皆様にお見せできるよう引き続き頑張って参ります!」とコメントした。

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