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2022-07-27

「ジュディーとマリー、どっちが好きなんや?」KENTAが函館の食事会で師匠の小橋建太から聞かれた戦慄の質問【週刊プロレス】

師匠の小橋建太さんと若手時代のKENTA

現在、新日本プロレスのシングルリーグ戦「G1 CLIMAX 32」に出場中のKENTAは開幕からザック・セイバーJr、EVILに敗れてまさかの2連敗。早くも崖っぷちに立たされているが、7月26日に発売となった自伝「足跡」の宣伝が話題となっている。

そんな自伝から師匠である小橋建太さんとのエピソードを紹介。とある函館大会後の食事会でのことだった。

「函館と言えば、オレたち世代ではGLAY、JUDY AND MARY(以下・ジュディマリ)の出身地として有名だ。地元の方と一緒に食事をしていたときに、小橋さんが付き人のオレに『オマエ、ジュディマリ好きだったよな?』と話を振ってくれたのだ。

確かにジュディマリはオレの青春だ。おそらく小橋さんは話を膨らますために、小橋さんの中にある微かな情報をかき集めてオレに聞いてくれたんだと思う。しかし、問題はその次の質問だ。小橋さんはオレに『ジュディーとマリー、どっちが好きなんや?』。

…。

想像してほしい、その時の空気を。

どうやら小橋さんはジュディマリを2人組のデュオだと思っていたようだ。もちろんその場にいたほかの誰もが函館が生んだスーパースターが4人組のロックバンドだと知っている。

しかし、小橋さんに突っ込めない。もしかしたらギャグなのか? いや、ギャグであってくれ。そんな願いも小橋さんの真顔でかき消された。あんなにたくさんの大人が苦笑いしてるのを初めて見た。オレも小橋さんの真顔に応えるべく、真っすぐな瞳で『ジュディーです』と答えた。

このエピソードからわかるように、小橋さんはちょっぴり天然な部分も持ち合わせていて、時にチャーミングな一面も見せてくれる。ほかでジュディマリの話をしていなければいいのだが…」

現在、好評発売中のKENTA自伝「足跡」には小橋さんだけでなく、三沢光晴さん、田上明さん、秋山準、丸藤正道、森嶋猛さん、力皇猛さん、杉浦貴、潮崎豪、WWE時代、中邑真輔、柴田勝頼、石井智宏、棚橋弘至、内藤哲也らのエピソードが満載。プロレスファンはもちろんのこと、ジュディマリとともに青春時代を駆け抜けた世代の琴線に触れる一冊となっている。

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