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2018-09-21

■X League 西地区 SUPER 9 前半戦レビュー■ パナソニックが3連勝で折り返す

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X Leagueは9月21日(金)で第3節を終了、SUPER 9チームは地区内対戦が終わり9月23日(日)からの第4節以降は地区外のチームとの対戦が組まれる。西地区はパナソニックインパルスが3連勝、エレコム神戸ファイニーズが2勝1敗、アサヒ飲料チャレンジャーズが1勝2敗で地区内対戦を終えた。

パナソニックインパルスWR青根 写真:佐藤誠 

 パナソニックインパルスは開幕戦のエレコム神戸戦と2戦目のアサヒ飲料戦を薄氷の勝利スタートも、3戦目のアズワン戦で97得点とエンジンのかかった状態に入った。

 チームフィロソフィー(哲学)の「フィジカルで相手を圧倒する」を体現する2年目のDLアーナーエアロンジェイソン、TEからWRにコンバートしたルーキー青根(関西大学)らの台頭で各ポジションのデプスも厚くなり、昨シーズン同様のSUPER 9レギュラーシーズン総合1位へ視界は良好だ。

パナソニックインパルスDLアーナーエアロンジェイソン 写真:佐藤誠

 エレコム神戸ファイニーズは開幕戦のパナソニック戦を惜敗も3戦目のアサヒ飲料戦を快勝。米倉ヘッドコーチの元、西地区の勇として”打倒関東”に挑む。オフェンスは新加入のQBコーディーソコール(ルイジアナ工科大)の堅実なクォーターバッキングでドライブ力が上がった。

 ディフェンスには2016年関西学生リーグインターセプト王の田中(神戸大学)が加入。CBショーンドレイパーの対面に配し、両サイドシャットダウンコーナーを揃えた。

エレコム神戸ファイニーズCB田中 写真:佐藤誠

エレコム神戸ファイニーズQBコーディーソコール 写真:佐藤誠

 アサヒ飲料チャレンジャーズは、惜敗した試合の悔しさを胸に中盤戦を迎える。オフェンスは2年目QBアレックス・ニズナックの球離れの早いパスに日本人レシーバー陣が対応し始めたのに加え、新加入WRロバートアールジョンソンⅡ(ミシシッピ州立大)が高さを生かし爆発力のあるパスユニットに生まれ変わりつつある。

 素早いエッジラッシュの山本、主将LB大江がまとめるディフェンスには、LBにブランドンラマリウスベリー(バッファロー)が加入、守備力も上がってる。

アサヒ飲料チャレンジャーズDL山本 写真:佐藤誠

アサヒ飲料チャレンジャーズQBアレックスニズナック 写真:佐藤誠

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