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2022-09-17

【アメフト】ライバル対決は法大が日大に完勝 関東大学TOP8

第3Q、法大QB平井からハンドオフされたRB星野が、20ヤードを走ってTD。リードを広げた=撮影:北川直樹

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アメリカンフットボールの関東大学1部TOP8は、9月10・11日、アミノバイタルフィールドで第2節の4試合が行われた。注目の法政大学オレンジ対日本大学フェニックスのライバル対決は、法大が日大に完勝した。法大が勝ち点6、日大は勝ち点3。
 早稲田大学ビッグベアーズ対東京大学ウォリアーズ戦は、早大が東大を破った。早大も勝ち点6、東大は勝ち点3。桜美林大学スリーネイルズクラウンズ対横浜国立大学マスティフスは桜美林大が、立教大学ラッシャーズ対慶応義塾大学ユニコーンズ戦は立大が、それぞれ勝利した。桜美林大、立大は勝ち点3、横国大、慶大はまだ勝ち点がない。

法政大学オレンジ○28-6●日本大学フェニックス
(2021年9月11日、関東大学1部TOP8 Bブロック)

 先制したのは日大。72ヤードをドライブしてゴール前6ヤードに迫ったが、タッチダウン(TD)は奪えず、第1QK吉田匠太がフィールドゴール(FG)を決めた。法大は第2Q2分に、QB平井将貴からWR高津佐隼世にTDパスが決まって逆転した。

 日大は、同7分、K吉田が50ヤードのFGを決めて1点差に迫った。法大は第2Q残り4分21秒からのドライブで、4thダウンでFGをトライせずに、ギャンブルでファーストダウン。そして残り20秒でQB平井がWR野中翔太に6ヤードのTDパスを通して、14-6とリードして後半へ折り返した。

 後半は法大ペース。第3Q、後半2回目のオフェンスで、エースRB星野凌太朗のランで着実にボールを進めると、仕上げは、星野が左サイドを20ヤード走ってTD、日大を突き放した。第4Q残り10分には、日大の4thダウンギャンブルで、QB金澤檀のパスを、DB川村智紀がインターセプト。そのままリターンTDで22点差として、事実上、試合を決めた。

 過去2年、勝ったほうが甲子園ボウルにコマを進めているライバル対決だった。秋は、直近12年で10回対戦し、5勝5敗。すべて10点差以下、5試合が3点差以下という接戦を繰り返していた両校だったが、今季は予想外の展開となった。

 プレーオフや優勝戦も含めた秋シーズンに、日大が法大戦でTDを奪えずに敗れたのは2002年以来20年ぶり。20点差以上の大差で敗れたのは、2006年以来だった。

早稲田大学ビッグベアーズ○23-8●東京大学ウォリアーズ
(2021年9月10日、関東大学1部TOP8 Aブロック)

桜美林大学スリーネイルズクラウンズ○31-6●横浜国立大学マスティフス
(2021年9月10日、関東大学1部TOP8 Aブロック)

立教大学ラッシャーズ○31-28●慶応義塾大学ユニコーンズ
(2021年9月11日、関東大学1部TOP8 Bブロック)

【小座野容斉、北川直樹】

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