アメフトの世界最高峰、米プロフットボール・NFLの第2週は、現地9月18日に、全米各地で13試合が開催された。第4Qに21点差を逆転したドルフィンズなど、「ミラクル」な大逆転劇が続出する、ドラマチックな展開となった。
チームが浮沈を託す重要選手が負傷でシーズンアウトになり、ゴールデンルーキーが期待通りの活躍を見せる一方で、終わったと思われていたベテラン選手が勝利に大きな貢献をするなど、なぜNFLが全米で人気No.1スポーツなのかがよくわかる一日となった。(写真はすべてGetty Images)
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タゴバイロアが6TD
ドルフィンズ○42-38●レイブンズ
ドルフィンズのQBトゥア・タゴバイロアが、ヒーローとなった。タゴバイロアは前半に、2インターセプト(INT)を喫したが、第4Qが始まった時14-35の21点差をひっくり返した。
4Qに4本のタッチダウン(TD)パスを決めたタゴバイロアは、パス36/50、469ヤード6TD を記録した。アラバマ大学時代からのホットライン、ジェイレン・ワドルが11回レシーブで171ヤード2TD、今季加入のスピードスター、タイリーク・ヒルが11回で190ヤード2TD。
NFL.comによると、一つの試合で同一チームからパス400ヤード以上、5TD以上のQBと、レシーブ170ヤード以上、2TD以上のレシーバーが2人出たのは、史上初という。
敗れたレイブンズも、QBラマー・ジャクソンは絶好調で、パス318ヤード3TD、ラン119ヤード1TD。100ヤード越えは11回目で、あのマイケル・ヴィックに並んで史上最多タイだった。
ジェッツ○31-30●ブラウンズ
「ミラクル・ジェッツ」の大逆転勝ち。序盤から互角の展開が続いたが、ブラウンズは第4Qに入ってからRBニック・チャブの2本のランTDで、30-17とジェッツを突き放した。この段階で試合残り時間は1分55秒。誰もがブラウンズの勝利を信じた。
しかし、ベテランQBジョー・フラッコが、WRコーリー・デービスに、66ヤードのTDパスをヒットし、わずか33秒で6点差に。オンサイドキックも決めて、再び攻撃権を得ると、フラッコが、ルーキーWRギャレット・ウィルソンにTDパス。エクストラポイントも決まって31-30と逆転した。
残り時間22秒から再逆転をかけてブラウンズQBジャコビー・ブリセットがWRアマリ・クーパーを狙ったパスは、ジェッツSアッシュティン・デービスがインターセプト。熱戦に終止符を打った。
フラッコはパス307ヤード4TD。プロ15年目、スーパーボウル勝利も経験した37歳の古強者が勝利の立役者となった。
カーディナルス○29-23●レイダース
カーディナルスもミラクルを起こした。前半終了時、0-20とリードされたカーディナルス。4Qに入っても、7-23と16点のビハインドで敗色濃厚だった。しかし、カーディナルスは、残り8分にランTDで追い上げると、次のオフェンスでは、20プレーのロングドライブ。4Q残り0秒でQBカイラー・マレーがエンドゾーン左端を走り抜けてTDとした。マレーは2本のTD共に2ポイントコンバージョンを決め、16点差を追いついて延長オーバータイム(OT)へもつれ込んだ。
OTでレイダースは、カーディナルスのオフェンスを抑えたので、フィールドゴール(FG)で勝利のシチュエーション。しかし、QBデレク・カーのパスを捕ったTEハンター・レンフローがファンブルロスト。リカバーしたカーディナルスのCBバイロン・マーフィーが59ヤードのリターンTDで、「サヨナラ勝ち」となった。
レイダースは、2プレー前にもレンフローのファンブルを辛うじてリカバーしていただけに、悔やみきれない敗戦となった。
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