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2022-10-05

ソフトボール男子日本代表・松田光が今季限りでの引退を表明

日本の男子ソフトボール牽引してきた松田光(写真提供/平林金属)

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これまで平林金属、男子ソフトボール日本代表を長年に渡って牽引してきた松田光が10月5日、今シーズン限りでの引退を表明した。松田は千葉敬愛高、京都産業大を経て2010年に平林金属に入社。投打の二刀流として、日本リーグでMVP6度、最優秀防御率賞2 度、最多勝利投手賞5 度、首位打者賞1 度、本塁打王5 度、打点王5 度、ベストナイン賞4 度と、数々の個人タイトルを獲得。また、平林金属のエースとして日本リーグ5度、全日本総合選手権4度の優勝にも貢献してきた。さらに、日本代表としては4度の世界選手権(今年大会の第17回大会からワールドカップに名称変更)に出場し、2019年の第16回大会では日本を19年ぶりの準優勝へと導き、同年にWBSC最優秀選手賞を受賞した。

 松田が参戦する大会は、残すところ国体(10月8日~10日/栃木県大田原市)、日本リーグ第4節(10月15日、16日/富山県富山市)、ワールドカップ(11月26日~12月4日/ニュージーランド・オークランド)となっている。
※日本リーグは4節がレギュラーシーズンの最終節で、上位5チームが11月5日、6日に大阪府豊中市で開催される決勝トーナメントに進出する。

■松田選手コメント
 今シーズンをもちまして引退することを決断しました。
13 年間という長い期間を平林金属の選手としてプレーできたのは、平林会長、社長を初め、ファンの 皆様にいつも支えられ、また、同じ目標を持ってプレーしてくれたチームメイトがいたからです。
 まもなく 36 歳という年齢を迎える中で、肉体的にも、精神的にもベストなパフォーマンスをすること が難しくなってきました。今の平林金属には若い素晴らしい選手たちがたくさんいます。彼らのプレー を見て、彼らならこのチームを任せられると強く思い引退を決意しました。
残りの国内大会も3つとなりました。ファンのみなさまへ直接お礼の言葉を伝えることができればと 思っていますので、ぜひ現地へ駆けつけてくれたら非常に嬉しいです。
 最高の形でソフトボール人生を締めくくるため、国内最終戦となる日本リーグ決勝トーナメント、そし て 11 月 26 日からニュージーランド・オークランドで開催されるワールドカップを全力で戦いますので、 最後までご声援よろしくお願いいたします。

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