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2022-10-06

【しゅりんぷ池田のカード春秋】伏兵の活躍で判明した思わぬ事実

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ホークスの新人、野村勇

 今季もBBMカードの最高峰「GENESIS」が発売となりました。レギュラーカードから豪華な箔押しが施された高級版シリーズなのですが、各球団9人ずつがレギュラーカードに登場しており、最低でも1人は新人選手が含まれています。

 ここでホークスの新人として登場しているのが野村勇です。大学・社会人を経て25歳と遅いプロ入りとなりましたが、今季9月29日までに94試合に出場と準レギュラー格として健闘しています。チーム最多の64試合で三塁を務めていますが、これは正三塁手を期待され今季加入した新外国人選手・ガルビスの不振もあってのこと。ガルビスが活躍していれば、野村はここまで出場機会を与えられていなかったかもしれません。ある意味ラッキーでした。


BBMベースボールカードプレミアム2022[ジェネシス] No.088 野村 勇

 放った安打は43ながら本塁打は10本と非凡な長打力を発揮しており、今シーズン彼のホームランが大きく取り上げられたことが2度ありました。1回目は4月24日の「94年小久保裕紀以来の新人選手1試合2本塁打」で、2回目は8月21日の「39年鶴岡一人以来の新人2ケタ本塁打」でした。

 後者は83年も前の記録だけに2ケタ本塁打の価値が大きく異なります。39年の10本塁打は前年38年秋の中島治康(巨人)に並ぶシーズン最多本塁打記録であり、鶴岡は新人にもかかわらず同年のホームラン王に輝いたのです。

 それにしても、ホークスは小久保も井口資仁も松中信彦も1年目に2ケタ本塁打に届いていなかった(松中に至っては本塁打0)のかとあらためて驚いた次第。野村の活躍で思わぬ事実が明らかになったのでした。
(週刊ベースボール2022年10月17日号 掲載記事再編)

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