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2022-11-09

【BBMカードコラム(#2022-16)BBMベースボールカードセット ルーキーエディションプレミアム2022】「ルーキープレミアム」をもっと楽しもう!

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BBMカードの編集担当が自ら手がけたアイテムに込めた思いをお伝えする連載企画。
今回は「BBMベースボールカードセット ルーキーエディションプレミアム2022」です。



二軍戦で輝いたスター候補たち
 史上空前の大豊作だった昨年ほどではないが、今年は印象的な活躍を見せてくれるルーキーが多かったように思う。新人のシーズン最多セーブ記録に並んだ巨人・大勢を筆頭に、高卒組もロッテ・松川虎生が佐々木朗希の完全試合を好リード、西武・滝澤夏央も育成上がりで躍動した。即戦力組もオリックスの椋木蓮は9回二死までノーヒットノーランの快投を演じ、終盤戦ではヤクルトの山下輝、丸山和郁らがチームの優勝に貢献したのも記憶に新しい。そんな中、二軍戦でも豊かな将来性を感じさせてくれる逸材はたくさんいたので、このコラムで紹介させていただきたい。

メモラビリアカード 大勢(G)アンダーシャツ(スーパーパッチ版)
メモラビリアカード 大勢(G)アンダーシャツ(スーパーパッチ版)

直筆サインカード(縦版)滝澤夏央(L)
直筆サインカード(縦版)滝澤夏央(L)


 まず、来季は先発投手としてさらなる成長が楽しみなのが、阪神・桐敷拓馬と楽天・松井友飛だ。左腕の桐敷は今季も開幕ローテーションに入った実力派。残念ながら勝ち星に恵まれないまま二軍落ちとなったが、ウエスタン戦では13試合に登板して6勝1敗1セーブ、防御率0.72と格の違いを見せつけてくれた。一方の松井は、190cmの長身から投げ下ろす速球が魅力の本格派右腕。今季は通算100勝以上の投手4名を擁する一軍の先発陣に割って入ることはできなかったが、こちらもイースタン戦では15試合登板(うち先発10)にして、6勝1敗、防御率1.17と圧倒していた。高校までは無名の存在で、大学時代に急成長を遂げたという経緯もあり、まだまだ伸びしろも十分。ドラフト5位ながらスケールの大きさはピカイチだ。

直筆サインカード(縦版)松井友飛(E)
直筆サインカード(縦版)松井友飛(E)

 高卒投手陣もドラフト1位組はDeNA・小園健太、阪神・森木大智、日本ハム・達孝太ら多士済々。その中でもイチ押しはロッテ4位の秋山正雲だ。地元出身の左腕は小柄だが、投げっぷりの良さが魅力で、今季は15試合に登板し、4勝1敗1セーブ、防御率2.34と、高卒1年目の投手としては12球団最高の成績を残した。さらに、昨春のセンバツで2完封を記録し、中京大中京高をベスト4進出に導いた日本ハム・畔柳享丞も14試合に投げ、1勝1敗1セーブ、防御率3.00。15イニングで16奪三振を奪うなど、世代トップクラスのポテンシャルを見せつけた。

直筆サインカード(縦版)秋山正雲(M)
直筆サインカード(縦版)秋山正雲(M)

直筆サインカード(縦版)畔柳享丞(F)
直筆サインカード(縦版)畔柳享丞(F)


 リリーフ投手に目を移すと、ともに6セーブを挙げたオリックスの横山楓と小木田敦也を要チェック。特に小木田はドラフト7位と下位指名というところも今季大ブレークした阿部翔太を想起させ、150キロ台の速球と鋭いスライダーを武器に39回2/3で44奪三振とドクターKぶりも光る。横山は181cm、91キロの堂々とした体格から投げ込む力強い速球とフォークが武器で、こちらは日本シリーズでも「陰のMVP」と称されるほどの快投を見せた宇田川優希を彷彿させる。2人が一軍のブルペンに加われば、強力なリリーフ陣はさらに盤石なものになりそうだ。

直筆サインカード(縦版)横山 楓(B)
直筆サインカード(縦版)横山 楓(B)

直筆サインカード(縦版)小木田敦也(B)
直筆サインカード(縦版)小木田敦也(B)


 野手陣は規定打席に到達したオリックスの渡部遼人と池田陵真のコンビに注目。渡部は13盗塁をマークした俊足を武器とする外野手で、一軍でもプロ初安打、初打点、初盗塁を記録済み。慶大出身のリードオフマン候補だ。池田は高卒新人ながら4本塁打を放つなど、長打力を秘めた打撃が持ち味。地元出身で小学時代はオリックス・ジュニアでプレーした経験もあり、ファンに愛される選手に成長していきそうだ。

直筆サインカード(縦版)渡部遼人(B)
直筆サインカード(縦版)渡部遼人(B)

直筆サインカード(縦版)池田陵真(B)
直筆サインカード(縦版)池田陵真(B)


 捕手はロッテ・松川が頭一つ抜け出しているが、阪神の中川勇人も面白い存在。京都国際高からドラフト7位入団と下位指名だったが、1年目からウエスタン戦で50試合にマスクをかぶり、打率.295、3本塁打、15打点を残し、梅野隆太郎、坂本誠志郎らに続く未来の正捕手候補として急浮上してきた。

直筆サインカード(縦版)松川虎生(M)
直筆サインカード(縦版)松川虎生(M)

 ここまで紹介してきた選手は全員、今回の「ルーキープレミアム」で直筆サインカードが封入されている。もちろん、このコラムで名前を挙げることができなかった選手の中にも、未来のスター選手は潜んでいるのは言うまでもない。皆さんも自分なりの視点でルーキーを見極め、コレクションを楽しんでみよう。
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