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2019-06-17

【ボクシング】「過去最高の状態をキープしたい」(井岡) 試合まであと2日。井岡vs.パリクテ予備検診

 19日(水)、千葉・幕張メッセ イベントホールで開催されるWBO世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦、2位・井岡一翔(30歳=Reason大貴)対1位アストン・パリクテ(28歳=フィリピン)の予備検診が17日、東京都内のワタナベジムで行われた。
 

上写真=肩を並べた井岡(右)とパリクテ

検診結果は下記のとおり。

井岡一翔
身長    165.4cm
頸周    36.5cm
胸囲    89.5cm
視力    左2.0 右1.5
上肢リーチ 169.2cm
ナックル  左24.7cm 右24.0cm
血圧    129/75 mm/Hg
脈拍    93 /min
体温    36.9℃

アストン・パリクテ
身長    169.5cm
頸周    36.0cm
胸囲    84.5cm
視力    左0.9 右1.0
上肢リーチ 175.5cm
ナックル  左27.5cm 右28.0cm
血圧    126/55 mm/Hg
脈拍    81 /min
体温    36.4℃

両選手のコメントは次のとおり。

井岡一翔選手の話
「自分より大きいと思って準備してきたので、いまになって細かい数字で気になることはない。
トレーニングを積み重ねてきたので体も大きくなっている。成長期ですかね(笑)。
チームでやってきたプランがあるので、試合でそれを出せれば結果は必ずついてくる。
やってきたことを遂行するだけ。
パリクテ選手より、身長も大きくリーチの長い選手とトレーニングをしてきたので気にならない。

(首が太くなって打たれ強さも増した?)
いちばんは打たせないことなので、結果、プラスアルファとして活かせれば。

今の状態はすごくいいと思いますね。
いろんなことを経験してきて、いまの感覚だと、リップサービスでなく、過去最高にいい状態だと思えるくらい充実している。
まだ計量があるので、気を抜かずにこのまま仕上げれば、いままででいちばんいい状態でリングに上がれる。ウェイトはリミットまであと1kgくらい。

僕に期待してくれている人に、4階級制覇をすることによってひとつの恩返しをしたい」

アストン・パリクテ選手の話
「身長が高いことがアドバンテージになる。
リーチも長く、距離を長くとれるので、それもアドバンテージになる。
でも、近い距離での戦いになっても自信がある。
拳が大きいということは特に意識したことはない。いままでどおり戦うだけ。
KOでも判定でも勝つ自信は100%ある」

取材&写真_本間 暁

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