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2019-05-31

【ボクシング】元日本王者・戸部洋平が引退式 8年のリング生活に別れ

元日本スーパーフライ級チャンピオンの戸部洋平(三迫)が31日、東京・後楽園ホールで引退式に臨んだ。

全日本3位、国体連覇の輝かしいアマ歴を背に2011年プロデビュー。アマ仕込みの端正なボクシングを駆使し、3戦目でのちの世界王者・河野公平を破り台頭。2014年、江藤大喜との決定戦に9回TKO勝ちで日本王座に就いた。初防衛に失敗後は南アフリカ、メキシコへの遠征も経験。戦績は17戦13勝(9KO)3敗1分。

「この後楽園ホールでデビューした日を昨日のことのように思い出します。8年間のプロ生活で多くの方に応援していただき、いろいろなことを経験できたことは一生の財産です」とマイクを手に感謝の言葉を述べた戸部。テンカウントゴングとともに、拍手に包まれてリングを去った。すでに故郷・千葉の鴨川市役所に勤め、第二の人生をスタートさせている。

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