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2019-04-26

【海外ボクシング】ウィークエンド・プレビュー ノニト・ドネア、対戦相手変更は影響するか

写真上=ノニト・ドネア
Getty Images

4月27日/ケイジャンドーム(アメリカ・ルイジアナ州ラファイエット)

★WBSSバンタム級準決勝/WBAスーパー世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
ノニト・ドネア(フィリピン)対ステファン・ヤング(アメリカ)
※WOWOWオンデマンドで28日午前11時よりライブ配信

ドネア:36歳/44戦39勝(25KO)5敗
ヤング:30歳/18勝7KO1敗3分

 ドネアのカリスマ的な人気はいまだ衰えない。かつての抜群の切れ味、展開を支配するインテリジェンスを考えるなら、期待感を加えてしまうのも当然か。まして、最後まで勝ち残るなら、井上尚弥が時代を乗り越える実際上のターゲットとしてドネアが立ちはだかることになる。いよいよ、ドネアの完全復活が望まれてくる。

 その可能性は、準決勝の相手の直前変更によって高くなったのだろうか。本来対戦するはずだったWBOチャンピオンのゾラニ・テテ(南アフリカ)が試合4日前になって右腕負傷を理由にトーナメントを降りた。代わって起用されたのがヤングだ。

ステファン・ヤング(左)
Getty Images

 ヤングはもともと前座でロシアの技巧派ニコライ・ポタポフと対戦が予定されており、コンディショニングの問題はないだろう。テテと比べると身長は10センチも低くなるが、同じサウスポーでもある。手堅いボクサーパンチャーで、アメリカの軽量級としては期待の存在ではあったが、WBA暫定王座戦でレイマート・ガバロ(フィリピン)にダウンを奪われて完敗し、一歩後退していた。軽視はできないが、テテに比べるとスケール感はひとまわり以上は小さくなる。

 それでも、ドネア側に「?」は残る。昨年11月の前戦は、ライアン・バーネットがかねてから痛めていた腰を試合中に悪化させ、実質上はギブアップしたもの。7年ぶりにバンタム級にウェイトを落としたドネアのコンディションを含め、戦力的な解析値は不確定のまま。あの試合、距離やポジションはたしかにバーネットに管理されており、ドネアの出来はやはり今度もリングに上がってみなければ分からない。ここはキャリアを加えた老雄の知恵にかけたい。

◆地元期待のプログレイスは打撃戦必至

★WBSSスーパーライト級準決勝/WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦
キリル・レリク(ベラルーシ)対レジス・プログレイス(アメリカ)

レリク:29歳/25戦23勝(19KO)2敗
プログレイス:30歳/23戦23勝(19KO)

レジス・プログレイス
Getty Images

 この日、ボクシングの会場としては16年ぶりに提供される収容能力1万3500人のケイジャンドームのお目当てはプログレイスだ。19世紀の昔から格闘技の聖地だったルイジアナのボクシングは、最近はさっぱりだったが、このスラッガーの台頭で久々に火がつき始めている。

 2年前、不敗のジョエル・ディアス(アメリカ)をTKOで下し、ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)を2回でストップ、さらにWBOのライト級王座を5度も守ったサウスポー、テリー・フラナガン(イギリス)も圧倒した。馬力型でダイナミックではあってもやや粗い。そんなプログレイスの評価は、ここに来て大きく上昇している。

キリル・レリク
Getty Images

 一方、敢然と打ち合いに臨み、豪打で立ち向かうレリクの勇敢なスタイルはWBSS開始前から期待を集めていたが、昨秋、日本で戦ったエデュアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦(判定勝ち)では期待外れ。ヤマ場なしのもったりした12ラウンドに終始した。レリクが2戦続けて同じ失敗をするとは思えない。相性の上でもプログレイスとなら打撃戦になるのは必至だ。

 勢いはプログレイスにあるが、戦いの骨格の確かさはレリクにあるとみる。打撃戦で先にペースを握ったほうが、断然優位になる。

◆フレデリクソンにセカンドチャンス

ソニー・フレデリクソン(左)
Getty Images

 身長185センチのスーパーライト級ホープ、ソニー・フレデリクソン(アメリカ/24歳/20勝13KO1敗)が10回戦に出場する。素材の良さは間違いないが、センスにまかせて粗い立ち回りも目立つフレデリクソンは、強打のウズベキスタン人ショージャホン・エルガチェフに3回TKO負け。一方のバキティヤル・エユボフ(カザフスタン/32歳/14勝12KO1分1NC)も格下と引き分けたばかり。ともにプロモーターはドミトリー・サリタで、負けたほうは当分、冷遇されることになる。アメリカ・リングの一面、厳しい掟だ。

4月26日/ザ・フォーラム(アメリカ・カリフォルニア州イングルウッド)

◆SuperFlyの新ライバル物語

★WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦
シーサケット・ソールンビサイ(タイ)対ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
※DAZNで日本時間27日午前10時30分よりライブ配信

シーサケット:32歳/52戦47勝(41KO)4敗1分
エストラーダ:29歳/41戦38勝(26KO)3敗

シーサケット・ソールンビサイ(右)
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 ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)がケガでブランクがちの今、スーパーフライ級の主役と言えば、このふたり。とりわけ、シーサケットの充実度は見事。

 5年前、カルロス・クアドラス(メキシコ)に敗れ、WBCタイトルを手放した時点で、シーサケット王朝は終了と思われた。タフなサウスポーで、パンチも重いが、派手な魅力には欠けて見えた。ところが2017年、ロマゴンにきわどすぎる判定勝ちでタイトルを奪回、再戦で軽量級随一の完成度を誇った4階級制王者を深々と沈めて、一気に主役の座をもぎ取った。

 その最大のライバル、エストラーダとは14ヵ月ぶりの再戦となる。前戦は接戦ながらもシーサケットの判定勝ちとなっている。

ファン・フランシスコ・エストラーダ
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 エストラーダが雪辱できるかどうかは出来次第だ。対戦者を獰猛に追いかけて、多彩な連打で血祭り上げる。そんなエストラーダ本来の攻撃力はここしばらく見えていない。シーサケットのペースで打ち合う展開になれば、今回も苦しい戦いになる。エストラーダ自分から追う展開を作りたい。

◆スーパーバンタムも強豪集結

★WBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦
ダニエル・ローマン(アメリカ)対T・Jドヘニー(アイルランド)

ローマン:28歳/29戦26勝(10KO)2敗1分
ドヘニー:32歳/21戦21勝(15KO)

ダニエル・ローマン
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TJ・ドヘニー
Getty Images

 日本になじみの両雄が世界王座統一戦を行う。ローマンは2017年、京都で久保隼(真正)をTKOに破ってWBAタイトルを奪い、昨年2月、東京の後楽園ホールで松本亮(大橋)を大差判定で破って初防衛に成功している。一方のドヘニーも昨年8月、後楽園ホールで岩佐亮佑(セレス)を下してIBFチャンピオンとなり、初防衛戦では高橋竜平(横浜光)をTKOで破っている。

 ともに技巧派で安定感のある戦いで勝負する。ローマンは不敗のトップコンテンダー、モイセス・フローレス(メキシコ)を大差判定、長身のギャビン・マクドネル(イギリス)をストップと一戦ごとに力をつけている。サウスポーのドヘニーはじりじりとプレッシャーをかけ、ペースを絡め取っていく。

 縦横な戦力となるとローマンに一枚の分があるとみるが、ともに圧倒的な攻撃力があるわけではなく、主導権争いがカギとなる。日本のトップクラスと大差があるわけではなく、日本のチャンスという意味でも注目したい戦いだ。

◆世界のトップ15入りへ、精鋭が実績作り

 豊かな資金力でタレント作りに邁進するDAZNの注力カードだけに、イベントには次世代のエース候補が次々に登場する。

シャクラム・ジヤソフ
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 ウェルター級のリオ五輪銀メダリストで、2018年の世界選手権で優勝した後にプロに転向してきたシャクラム・ジヤソフ(ウズベキスタン/25歳/7戦7勝6KO)は初の10回戦に臨む。急ぎ足でキャリアを作ってきたジヤソフはアマチュア時代そのままのハイピッチの攻めを組み立てていくファイター型だが、ややバタバタ感が残っている。奥行きのある技巧派相手にはどう戦うのか。2年のブランク明けのエマヌエル・テイラー(アメリカ/28歳/20勝14KO5敗)は長く中堅で戦ってきた。ジヤソフが一気に切り崩せなかったら、長いラウンドを戦うペースメイクのテストにもなる。

ムロジョン・アフマダリエフ
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 ウズベキスタンのトップアマチュア出身がもうひとり。リオ五輪のバンタム級銅メダリスト、ムロジョン・アフマダリエフ(24歳/5戦5勝4KO)。前戦で世界ランクのライン上にいるアイザック・サラテ(アメリカ/27歳/16勝2KO4敗3分)を終盤9回でTKOし、トップクラスを視野に捉えた。この日の相手は、2017年に山中慎介(帝拳)が持っていたWBC世界バンタム級王座に挑戦(TKO負け)したこともあるカルロス・カールソン(メキシコ/28歳/23勝14KO5敗)だ。

 アフマダリエフに続いてアイザック・サラテを踏み台にしようとするのはアルゼンチンのスーパールーキー、アルベルト・メリアン(29歳/4戦4勝3KO)。2度の五輪出場など長いアマチュア経験を持つメリアンは、アメリカ進出2戦目にもなる。

ボーン・アレクサンダー
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 このサラテのように、一度ホープ対決に敗れた選手は、次なるホープと対戦を強いられ、それに勝たなければ決して這い上がれない。そんな選手がもうひとり、スーパーミドル級10回戦を戦うボーン・アレクサンダー(アメリカ/33歳/14勝9KO2敗)。元スーパーライト級、ウェルター級世界王者デボン・アレキサンダーの兄ボーンは強盗事件を起こして11年間服役。リングで人生の再生をかけた当初は注目の存在だった。だが、思わぬ連敗でホープ路線から脱落。今回はDAZNが手塩にかけて育てるアンソニー・シムス・ジュニア(アメリカ/24歳/18戦18勝17KO)との厳しいマッチメイクになった。

ウンベルト・ソト(右)
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ジェシー・バルガス
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 また、しっかりと実績を残した選手には2度目3度目とチャンスが与えられる。この2月、元世界王者対決に勝った大ベテラン、ウンベルト・ソト(メキシコ/38歳/69勝37KO9敗2分1NC)はウェルター級の人気者ジェシー・バルガス(アメリカ/29歳/28勝10KO2敗2分)と対戦の機会を得た。もっとも、バルガス側から見れば、ここ1年、勝ち星とはご無沙汰で、好条件での試合に生き残れるかどうか、試される戦いになる。

4月27日/ラスベガス・コスモポリタン(アメリカ・ネバダ州ラスベガス)

◆王座復帰をかけ、元世界王者が対戦

★WBA世界ライト級王座決定戦12回戦
ロバート・イースター・ジュニア(アメリカ)対ランセス・バルテレミー(キューバ)
※SHOWTIMEで全米中継

イースター:28歳/22戦21勝(14KO)1敗
バルテレミー:32歳/29戦27勝(14KO)1敗1NC

ロバート・イースターJr
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 ふたりの元IBFライト級チャンピオンが空位のWBAタイトルを争う。2016年にこのタイトルを放棄したバルテレミーは一度、スーパーライト級に転じたが、3年ぶりにライト級に復帰する。一方のイースターはマイキー・ガルシア(アメリカ)との統一戦に敗れて失って以来の、世界王座カムバックを目指す戦いだ。

 不敗のまま王座にたどり着き、オハイオ州ではヒーローとなったイースターだが、世界戦ではアピールし切れていない。マイキーとの対戦でも、ダウンを奪われるなど力の差を見せつけられた。

ランセス・バルテレミー
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 バルテレミーは本来、多彩な動きを身上とする技巧派だが、キリル・レリク(ベラルーシ)とはむき出しの闘志をぶつけあっての打撃戦で見る者を熱くした。

 柔軟性ではバルテレミーが上回る。イースターは193センチのロングリーチをフルに活かして、アウトボクシングに徹したい。バルテレミーの集中力が途切れる瞬間をうまく捉えれば、痛快なエンディングも期待できるが……。

◆新KOキング、アジャグバがプロ10戦目

ビクトル・ポストル
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 堅調な攻防技術が健在のスーパーライト級元王者ビクトル・ポストル(ウクライナ/35歳/30勝12KO2敗)、35歳にして不敗のスーパーミドル級ホープ、テレル・ウィリアムス(アメリカ/17戦17勝13KO)が若手のジャスティン・デローチ(アメリカ/25歳/18勝9KO3敗)と対戦と、前座にはなかなかのカードが並ぶ。

 とはいえ、もっとも大向こうに受けそうなのはヘビー級、エフェ・アジャグバ(ナイジェリア/25歳/9戦9勝8KO)だ。リオ五輪代表からアメリカでプロ転向以来、センセーショナルな快進撃を続ける。この日の相手はこれまでよりワンランク上がって元WBOヨーロッパ・チャンピオンのマイケル・ワリッシュ(ドイツ/33歳/19勝12KO1敗)。身長はともに196センチと巨漢対決になるが、アジャグバのパワーは爆発的だけに、どんなKOになるとか今から期待してしまう。

 日本のファンにとってはジェスレル・コラレス(パナマ/27歳/22勝8KO2敗1NC)の1年半ぶりのカムバック戦も注目だろう。内山高志(ワタナベ)に引退を決意させたコラレスはオーバーウェイトで自ら王座を投げ打つなど問題児ぶりは変わらない。アルベルト・マチャド(プエルトリコ)にKOに敗れて以来の試合となるリチャード・サモラ(メキシコ/26歳/19勝12KO3敗)との戦いも、ふたを開けてみなければ何も分からない。

まだまだあるぞ!注目カード

◆デュボアもヘビー級戦線の第一関門

ダニエル・デュボア
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 アンソニー・ジョシュア、デオンテイ・ワイルダー、タイソン・フューリー3強鼎立時代の次の主役となると、多くの専門家が熱視線を送るダニエル・デュボア(イギリス/21歳/10戦10勝9KO)。まだまだアオいと思っていたが、みるみる力をつけている。3月には世界戦経験も持つ身長202センチのラズバン・コジャヌ(ルーマニア)をわずか2回で粉砕して見せた。そして、この27日、ロンドンのウェンブリーアリーナで、リチャード・ラルティ(ガーナ/14勝11KO1敗)と対戦する。ラルティはWBOアフリカのチャンピオンだけに、デュボアにはいいテストになりそう。

 同じイベントにはガーナ代表としてオリンピックを目指した俊才レロン・リチャーズ(イギリス/26歳/11戦11勝3KO)が、手強いトミー・ラングフォード(イギリス/29歳/21勝6KO3敗)と英連邦スーパーミドル級王座を争う。また、オハラ・デービスとの生き残り戦に勝ち抜いたスーパーライト級のジャック・カテラル(イギリス/25歳/23戦23勝12KO)も登場する。

 ほかにもプロモーターのフランク・ウォーレン期待の若手、スーパーフライ級のサニー・エドワーズ(23歳/10戦10勝3KO)、スーパーフェザー級のアーチー・シャープ(24歳/14戦14勝7KO)、ミドル級のデンゼル・ベントリー(24歳/9戦9勝8KO)と、イギリスのネクストジェネレーションがずらりとラインナップされている。

 このイベントはESPN+で全米にライブストリーミングされる。

◆DAZNイタリアのオールスター戦

 DAZNボクシングのリーダー、エディ・ハーンはイギリス、アメリカで積極的に活動しているが、意外に熱心なのがイタリア・ボクシング界への肩入れだ。地元のOPI Since82と共同プロモートして、頻繁にDAZNでストリーミング配信している。26日、イタリア・フローレンスのカードも世界の各地に映像が提供される。

 ただ、長くアマチュア大国で、一時期はテクニシャンの宝庫だったこの国も、プロの不振は長引いて、今も回復の兆しを探している段階だ。それでも辛抱強くスターを発掘して、興行は定着しつつある。

 この日は国際タイトル戦が3つ。このうち、ウェルター級のアレッサンドロ・リグキーニ(31歳/22戦22勝18KO)、クルーザー級のファビオ・トウキ(25歳/16戦16勝12KO)は、このプロモーションの主役級だ。まだ世界のトップとの対戦はないが、うまくキャリアをつけられるか。

 オルランド・フィオルディジリオ(スーパーウェルター級/34歳/30勝13KO2敗)、村田諒太(帝拳)と対戦したエマヌエーレ・ブランダムラ(ミドル級/39歳/28勝5KO3敗)、粟生隆寛(帝拳)と対したデニス・ボスキエロ(スーパーフェザー級/37歳/46勝21KO6敗2分)らベテラン勢も参戦する。だが、フライ級で猛スピードでキャリアを作っているモロッコ生まれのモハメド・オバディ(25歳/18勝12KO1敗)、アマチュアのKOスターだったミルコ・ナタリーゼ(スーパーウェルター級/23歳/4戦4勝2KO)らの動向のほうが気になる。

◆復活の進軍。レネ・アルバラード

レネ・アルバラード
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 リングでトップの座を射止めたいならとにかく勝ち続けるしかない。しかし、敗戦を重ねながら、そこから脱出して、再び世界に立ち向かう選手にも拍手をおくってほしい。

 スーパーフェザー級のレネ・アルバラード(ニカラグア/30歳/30勝20KO8敗)。だいぶウェイトは違うが、5月に日本で小西怜弥(真正)の挑戦を受けるIBF世界ライトフライ級チャンピオン、フェリックス・アルバラードとは双子の兄弟ということになっている。

 このレネも厳しいフェザー級、スーパーフェザー級戦線を勝ち抜き、一度は世界のホープと呼ばれたことがある。ところが2014年から2017年までの10戦で6敗を喫し、もう終わった選手と見なされたことも。実際、ゴールデンボーイプロモーションが契約にしてアメリカの呼んだロジャー・ギテレス(ニカラグア)の相手に選ばれたときは、トライアルホース扱いだった。だが、アルバラードはこの戦いにKO勝ち。さらにタフなロシア人デニス・シャフィコフにも勝って、世界ランクもぐんぐんと再浮上。いまやWBA1位の座に定着している。

 アルバラードは26日、ニカラグアのマナグアでエウセビオ・オセホ(ニカラグア/33歳/30勝8KO22敗3分)と対戦。世界のチャンスを待ち続ける。

文◎宮崎正博

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