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2023-03-11

20歳の美少女レスラー、アイスリボン朝陽が初の地元群馬凱旋「真っ白な灰になるまで燃え尽きたい」【週刊プロレス】

20歳の美少女レスラー、朝陽は大好きなアイスティーを飲みながら群馬大会をPR

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女子プロレス団体「アイスリボン」の朝陽(あさひ=20歳)が3月12日に地元・群馬凱旋を果たす。会場は高崎市、Gメッセ群馬 メインホール。覆面MANIAとの合同興行という形で、アイスとしては初の群馬進出となる。

 ハタチの美少女レスラーは長年の目標だった群馬凱旋に向け、「真っ白な灰になるぐらい燃え尽きたい。その先に明るい未来が待ってると思うから」と意気込み。大会では2017年デビューの同期・トトロさつきとタッグを組み、星いぶき&海乃月組と対戦。団体のコンセプトでもある〝プロレスでハッピー!〟を地元・群馬で体現することで「私もハッピーになれると思うし、皆さんもハッピーになってほしい!」と朝陽は大好きなアイスティーをがぶ飲みしながら意気込みを語った。
アイスリボンとして初の地元群馬凱旋を果たす朝陽
――朝陽選手の地元・群馬での大会が目前に迫ってきました!

朝陽「そうなんですよ! 覆面MANIAさんとの合同興行ではありますけど、アイスリボンとしては初めての群馬凱旋。過去に2回、群馬で試合してるんですけど両方他団体だした。だからアイスとしては群馬へ初進出! やっぱり楽しみだし、ワクワクしてます。
 じつは4年ほど前の絆トーナメントで優勝した時に叶えてもらえる願い事で「群馬リボンをやりたい」と言ったのですが、自分の中でも葛藤とかいろいろあって、なかなか前に進んで考えることが出来ず、今になってようやくこじつけたって感じですね」

――プロモーションやSNSなどでの告知も精力的にされてますね。

朝陽「覆面MANIAの皆さんがめちゃくちゃやられてるのに、アイス何もやってない…!と思われたらヤダし(笑)。まだまだ足りないくらいですけど、少しでも力になれればと思って。いままで例えば藤本さんが(宮城県)利府でやったり、つくしさんが(茨城県)神栖で凱旋興行をやられてましたけど、どうしても凱旋する選手がひとりで頑張らなきゃいけない。凱旋の選手だけがやる気に満ちてて、自分も含めてまわりの人間はいるだけみたいになってたんですけど、自分が凱旋する立場になって、本人はもちろん、まわりも頑張らないといけないんだって。学びというか気づきというか、ホントに思いました」

――苦労も味わいながら迎える群馬大会、当日は特別な思いに駆られそうですね。

朝陽「そう思います。でもリングに上がったら、凱旋だろうが、場所がどこだろうが、家族や友達が見てようが、お客さんの前でやることは同じ。いつもと私と変わらないと思ってるので」

――いい意味で自然体の、いつも通りの朝陽を見せると?

朝陽「はい。地方の人はアイスリボンのプロレス自体を見たことない人が多いと思うから、余計にいつも通りを見せた方がいいと思うから。逆に、いつものアイスリボン、普通のプロレスって考えると、これまた難しくてプロレスは奥が深い…って考え始めちゃいますけど(笑)」
朝陽はサブミッションを得意にしている
――朝陽さんはトトロさつき選手とタッグを結成。星いぶき&海乃月組と対戦します。これは朝陽さんが希望したカードになるんでしょうか?

朝陽「…こういうカードがやりたいっていうのは全然言ってなかったので(苦笑)。でも、トトロさん、いぶは2017年デビューの同期だし、海乃と試合できるのもうれしいし。でも、群馬リボンに来たお客さん、みんな海乃の名前が海乃月だと思って帰りそうですよね(笑=本当は海乃月雫。試合に負けて、雫の文字を奪われている)。1日限定で戻ったりしないのかな? とにかくこの4人で普段通りのアイスリボンと朝陽を見せて、群馬の人にプロレスを知ってもらいたいし、プロレス好きで見に来てくれる人には、群馬を知ってほしいなって思います」

――群馬の魅力とは?

朝陽「…自分で言ったのにすいません、私の地元って群馬でもちょうど何もないところに住んでるし、私は活動的な人間じゃないので何があるとか知らないんです…。でも空気はマジで透きとおってて美味しいから、みんなに深呼吸してもらいたい!」

――深呼吸(苦笑)。

朝陽「あ、でも焼きまんじゅうは食べてほしいですね!」

――焼きまんじゅうってまたベタなところおススメしてきましたね(笑)。

朝陽 うるさい(苦笑)。ホントにおいしいんだから! あと峠の釜飯もおいしいよ。だるま弁当も有名! 食べたことないけど!
涙も弱さもカッコ悪さもさらけ出せるのが朝陽の魅力
――群馬凱旋というひとつの目標がかなうわけですが、その先の夢とか野望は何かありますか?

朝陽「そうだなぁ、燃え尽きたいところはありますね、群馬で」

――燃え尽きたい?

朝陽「はい。やる以上は全力でやりたい、燃え尽きるぐらい全力で。当日、リング上で『あー! 幸せだー!!』って思いたいですね」

――なるほど。

朝陽「そして真っ白な灰になりたいなって。燃え尽きた先に明るい未来が待ってると思うから。私がやりたいことをハッピーに、ホントの意味で幸せになれるように頑張りたいっていうことです」
二十歳の美少女レスラー、朝陽(あさひ)
――やりたいこととは?

朝陽「私、プロレスがやりたいだけなんです。余計なことで煩わしい思いをせずに、試合がやりたい、それが一番にあります。でも、いま楽しくできてるか?って自分自身に問いかけたら、どうなんだろう?って思っちゃう。自分が置かれてる環境ってすごい大切だと思うので、そこはちゃんと考えていきたいなって」

――プロレスが好きという気持ちは変わってないわけですよね?

朝陽「もちろんです。たぶん何があってもプロレスを嫌いになることないと思う。だからこそ、ですよね。大好きだから楽しく、大好きな環境を作って気持ちよくやりたい」

――リングに上がって難しい顔をするのではなく、やっぱり笑顔の朝陽さんが見たいところです。

朝陽「試合中は楽しいんです、すごく。だけど、ゴングになった瞬間に後悔とか反省がブワッと出てきちゃうし、それが顔面にも出ちゃう。でも、それは取り繕わなくていい部分だと私は思うし、向上心とかまだまだやりたいことがあるから反省するんだと思うし。私は試合で満足いって本当の意味で笑顔になれたら、それはもうそこで満足いって終わり。そのままプロレス辞めてもいいんじゃないかって思います。でも自分のモットーとしても、自分が楽しまないとお客さんも楽しんでくれないと思うから、余計なことは考えずひと試合ひと試合を楽しんでやりたいです。群馬リボンは2023年一番の出来事になるだろうなって気がしてます」

――今年はまだ始まったばかりじゃないですか…!

朝陽「フフフ。でも、私にとって大きな節目の大会になるだろうなって思ってます。あ、あと群馬リボンから新コスチュームになります! アクトレスガールズの、たまめみ工房のなるちゃんに作ってもらった新コス、ぜひ皆さんにみてもらいたいなって思います」

――プロモーションにも力を入れてきたし、新コスチュームも作った。せっかくだからいい大会にしたいですよね?

朝陽「ホントそう。試合するとき、いつも思ってるんですけど、日常生活を送るなかで仕事がうまくいかないとか、大変な思いをしてる人っていっぱいいると思うんです。そういう人がアイスリボンとか朝陽の試合を見てくれて、その瞬間楽しい!でもいいし、また明日も頑張ってもいいかなって思えるように、ハッピーな時間を過ごしてくれたらなって」

――そしたら朝陽さんもハッピーになれますか?

朝陽「もちろん! 私もハッピーになれると思うし、皆さんもハッピーになってほしい。みんなで群馬リボン、楽しみたいですね!」

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