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2018-12-24

【ボクシング】30日、拳四朗に挑むフアレスが自信のコメント 「ケンシロウを倒す!」

上写真=2日前、メキシコで調整を終えたフアレス

30日、東京・大田区総合体育館でWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(BMB)に挑戦する同級8位サウル・フアレス(メキシコ)。本日来日する彼の、メキシコでの最終調整時の様子、コメントをお届けしたい。

発売中の『ボクシング・マガジン1月号』展望記事は、現地在住の信藤大輔記者が取材したもので、およそひと月前のもの。当時はかなりふっくらとした様子だったが、2日前の現地調整終了時のプレ計量では49.9kgと、ライトフライ級リミットまでちょうど1kgまで絞り込んだ。

靴下も履いた状態で計量

 父で、かつて名匠クーヨ・エルナンデス氏の門下生だったラウルさん、かつて辰吉丈一郎と戦ったフェルナンド・アラニス・トレーナーがもつミットを弾く。調整はしっかりと順調に進んでいる模様だ。

父ラウルさんの持つミットを打つ

日本にもなじみのあるアラニス・トレーナー(左)

 現地を立つ前、フアレスが残したコメントは次のとおりである。

「来日して、勝つ。そしてチャンピオンになる」

「ほとんどウェイトはできあがっている。これまでとは違った調整をしてきた。メンタルは上々」

「場所は関係ない。大事なのはリング上で私のボクシングをすること。言葉のやり取りも関係ない。リング上で準備してきたものを見せる」

「こっちはケンシロウを大いに苦しめるライバルだということを示した上で、彼を倒す」

「トレーニングに献身してきただけ」

年季の入ったサンドバッグを一心に叩く

スピードボールで反応を研く

拳四朗同様、親子で戦う

 チャンピオン拳四朗5度目の防衛は堅いと見る向きは当然多いが、決して侮ってはいけない。
勝負は終わってみなければわからない。
 とにもかくにも、いつもどおりの気持ちで王者にはリングに上がってもらいたいものだ。

Coveraged by Pablo Lozano

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