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2023-05-25

ブルーザー・ブロディが新日本に電撃移籍! 長州力が「オレたちの時代」宣言、藤波辰巳「オマエ平田だろ!?」、第1次UWFが崩壊、ロード・ウォリアーズ上陸…1985年のプロレス界【週刊プロレス】

ブルーザー・ブロディ

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テレビ番組から秋元康プロデュースによるアイドルグループ「おニャン子クラブ」が誕生し、ファミコンソフトの「スーパーマリオブラザーズ」が発売され、いずれも大ヒット。阪神タイガースのランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布が甲子園の巨人戦でバックスクリーン3連発を叩き込み、カーネルサンダースが道頓堀川に投げ込まれ、高校野球では桑田真澄と清原和博のKKコンビが躍動、尾崎豊が『卒業』をリリースしたこの年、プロレス界ではブルーザー・ブロディが全日本から新日本への電撃移籍が衝撃を呼んだ。そのほか、第1次UWFの崩壊や藤波の「オマエは平田だろう!?」、長州の「オレたちの時代」宣言など歴史に残る事件が多数ぼっ発した。


〔1985年の主な出来事〕

1月2日 長州力らジャパン・プロレスが全日本に本格参戦し、ジャンボ鶴田、天龍源一郎ら全日本軍団と抗争を開始。

2月6日 新日本大阪にてアントニオ猪木が賞金1万5000ドル争奪ボディースラムマッチでキングコング・バンディに勝つも、賞金はイノキをボディースラムで投げたバンディが獲得。

2月18日 UWF後楽園でマッハ隼人と対戦したスーパー・タイガー(佐山聡)はリングに立つとマスクを脱ぎ捨て素顔に。

2月21日 大阪城ホールにてジャパン主催興行。全日本との全面対抗戦が組まれ、長州力が天龍源一郎との初シングルでエプロンからバックドロップを放ちリングアウト勝ち。

3月1日 新日本後楽園にて初開催の「ヤングライオン杯」がスタート。武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也、山田恵一、小杉俊二ら9選手が参加。

3月9日 全日本が両国国技館でプロレス初興行を開催。ジャンボ鶴田&天龍源一郎が初来日のザ・ロード・ウォリアーズを相手にインタータッグ王座を防衛。

3月14日 全日本名古屋の試合中にブルーザー・ブロディが突然の試合放棄。

3月21日 新日本後楽園にブルーザー・ブロディがスーツ姿で登場しアントニオ猪木に宣戦布告。超大物の電撃移籍でプロレス界に衝撃。

3月31日 WWFがMSGで「レッスルマニア」を初開催。多数の芸能人やロック・スターをリングに上げ、メインではハルク・ホーガンのパートナーに人気テレビタレントのミスターTを起用するなど、エンターテインメント・プロレスを前面に打ち出した。

4月3日 前年10月に失踪した阿修羅・原が全日本山形大会に私服姿で乱入し長州力を襲撃。“ヒットマン”の異名をとる。

4月18日 新日本初の両国国技館大会。小杉俊二が山田恵一を破り第1回「ヤングライオン杯」優勝。レフェリーは藤波辰巳が務めた。

5月1日 中野サンプラザでクラッシュ・ギャルズが初コンサート。

5月17日 新日本熊本大会にて藤波辰巳がスーパー・ストロング・マシンに対し「オマエは平田だろう!?」と発言。

5月24日 新日本が神戸ワールド記念ホールで初のプロレス興行を開催。藤波辰巳&木村健吾がディック・マードック&アドリアン・アドニスに勝利し初代WWFインターナショナルタッグ王者となる。

6月11日 新日本・東京体育館にてアントニオ猪木がアンドレ・ザ・ジャイアントにリングアウト勝ちし「IWGPトーナメント」を制覇。

6月13日 新日本・名古屋大会でアントニオ猪木が「IWGPヘビー級選手権」と銘打たれたハルク・ホーガンとの一騎打ちに勝利。正式なタイトル化は2年後。

7月25日 UWF大田区大会にて藤原喜明が木戸修に勝利し「第1回UWF公式リーグ戦」に優勝。

8月5日 ジャパン大阪城にて長州力vsジャンボ鶴田の初シングルが予定されていたが、鶴田が右ヒジの緊急手術のため欠場しカード変更。急きょおこなわれた観客投票で長州の相手は谷津嘉章に決定し、勝利した長州は維新軍団の解散と「もう馬場、猪木の時代じゃないぞ! 鶴田、藤波、天龍…オレたちの時代だ!」と宣言。

8月28日 全日本女子・大阪城にて長与千種がダンプ松本との敗者髪切りデスマッチでKO負け。バリカンで刈られ丸坊主に。

8月29日 スーパー・ストロング・マシン、ヒロ斉藤、高野俊二がプロダクション「カルガリー・ハリケーンズ」の設立を発表。

9月2日 UWF大阪にて前田日明が団体の方向性をめぐって対立するスーパー・タイガーの急所にヒザ蹴りを打ち込み反則負け。

9月11日 UWF後楽園で藤原喜明がスーパー・タイガーに勝利し「UWF公式リーグ戦」2連覇。この日が第1次UWF最後の自主興行に。

10月3日 UWFが予定されていた10月の後楽園2大会の中止を発表。
10月11日 佐山聡がUWF脱退を表明。

11月4日 ジャパン大阪城にて長州力とジャンボ鶴田の初シングルが実現。60分ノーフォールの時間切れ引き分けとなった一戦はこの年のプロレス大賞ベストバウトに。

12月6日 新日本両国にてUWFとの業務提携が発表され前田日明、藤原喜明、木戸修、髙田伸彦、山崎一夫の5選手がリングに登場。

12月12日 新日本仙台での「85IWGPタッグリーグ戦」優勝戦をブルーザー・ブロディ&ジミー・スヌーカが謎のボイコット。優勝戦進出決定戦のはずだったアントニオ猪木&坂口征二vs藤波辰巳&木村健吾が優勝戦としておこなわれ、藤波がドラゴン・スープレックスで猪木に初フォール勝ちし優勝。ブロディは新日本から追放処分。

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