写真上◎理事会後、記者会見を開いたプロ協会の理事6名。左から3人目が渡辺均協会長、左端が対策委員会(仮称)の柳光委員長(写真◎ボクシング・マガジン)
日本プロボクシング協会は1日、臨時理事会を開き、アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟との協力体制を協議するための対策委員会を発足させることを明らかにした。
日本連盟とはこれまで、アマチュア選手のプロ転向やジュニア大会の競合などをめぐり、確執が続いてきたが、9月に連盟の執行部が刷新されたことを機に、今後は意見交換の場を持って連携を深めていきたいとした。すでに連盟の内田貞信新会長は、プロ協会の渡辺均会長のもとへ挨拶に訪れ、互いに協力関係を築いていくことを約束したという。
対策委員会(仮称)の委員長には柳光和博・RK蒲田ジム会長が就任。柳光会長は内田会長や、森岡ジムの森岡和則キッズ・ジュニア委員長と近畿大学時代の同期であり、スムーズな関係性の構築が期待される。
また理事会では、選手の試合報酬を全国的に統一するためのガイドラインを作成することも承認された。
取材◎藤木邦昭[ボクシング・マガジン]
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