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2018-05-19

日本協会会長、Xリーグ理事長が相次いで声明「絶対に許されるべきものではなく」「徹底的に真相究明」日大の悪質反則問題で

 5月6日の日本大学対関西学院大学の定期戦で、日大による悪質な反則プレーが起きた問題で、5月18日、日本アメリカンフットボール協会と、日本社会人アメリカンフットボール協会は相次いで声明を文書で発表した。

日本協会の国吉誠会長(右)と日本社会人協会の深堀理一郎理事長(左)=撮影:Yosei Kozano

日本アメリカンフットボール協会は5月18日、国吉誠会長名で

日本大学の選手による試合中の重大な反則行為と再発防止について

という声明を発表した。

http://americanfootball.jp/archives/1713

文書の中で、国吉会長は、今回の日大の悪質な反則について

本件は、アメリカンフットボールはもとより、あらゆるスポーツにおいて遵守されるべきフェアプレー精神やスポーツマンシップ精神を著しく損なうものとして、絶対に許されるべきものではなく、極めて重く受け止めています。
本件に関しては、当該試合を主催し、日本大学の所属先でもある関東学生アメリカンフットボール連盟が対応にあたっており、同連盟内に設置された規律委員会にて調査等を進めております。当協会としてはその推移を注視するとともに、適切な対応を行ってまいります。

としている。

また、同じ5月18日、日本社会人アメリカンフットボール協会は、深堀理一郎理事長名で

「フェアプレーへの誓い」Xリーグをご支援くださる皆様へ

https://bit.ly/2wURk7J

と題して、声明を発表。

今回、フィールド上で起きた反則は、アメリカンフットボールの通常のプレーの範囲を遥かに逸脱した行為と判断しております。我々アメリカンフットボール界が強い姿勢で取り組むべきは、このような事象が何故発生したのか、徹底的に真相究明することであると考えます。
<中略>
日本社会人アメリカンフットボール協会は、日本のアメリカンフットボール競技団体の一団体として、今回の事象の真相究明に対する関東学生アメリカンフットボール連盟の断固たる姿勢を支持致します。弊協会としても、このような事象が繰り返されないよう、真相究明を断固要請していくとともに、アメリカンフットボール界の信頼回復に努めてまいります。

としている。

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