日本チャンピオンと最強挑戦者が戦う、毎年恒例イベント、『第39回チャンピオンカーニバル』の発表会見が12日、東京・後楽園飯店で行われ、11階級21名の出場選手が一堂に会した(スーパーフライ級、バンタム級の両名、および大里拳は欠席)。
ミニマム級の小西伶弥(真正)とスーパーフライ級の船井龍一(ワタナベ)は王座返上のため、両階級では王座決定戦が行われる。
正式発表されたカードは下記のとおり(写真は右側がチャンピオン、または上位選手)。
★日本ミニマム級王座決定戦10回戦
4月22日(日)神戸
平井亮輝(千里馬神戸)1位
小野 心(ワタナベ)2位
「初めてのタイトルマッチ、必ず獲れるようにベストを尽くします」(平井)
「今回の試合ができることに感謝しています。タイトルというより、勝つことが大事です」(小野)
★日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦
4月19日(木)大阪
久田哲也(ハラダ)チャンピオン
板垣幸司(広島三栄)1位
「去年はチャレンジャーだったが、今年はチャンピオンとしてリングに立ててうれしい。チャレンジャーの強い気持ちはわかっているので、全力で倒しに行きます」(久田)
「みなさんのほとんどが僕が負けると思っているでしょうが、それを裏切ってチャンピオンになります」(板垣)
★日本フライ級タイトルマッチ10回戦
3月3日(土)カルッツかわさき
黒田雅之(川崎新田)チャンピオン
長嶺克則(マナベ)1位
「上のステージを狙っていますが、そのためには乗りに乗っている長嶺くんとやれることに感謝しています」(黒田)
「黒田選手は僕がデビューした頃にライトフライ級のチャンピオンで、世界にも挑戦していて、リスペクトしていますが、もういいんじゃないですかね。世代交代のときが来ています。僕がチャンピオンになります」(長嶺)
★日本スーパーフライ級王座決定戦10回戦
期日場所未定
翁長吾央(大橋)1位
久高寛之(仲里)2位
★日本バンタム級タイトルマッチ10回戦
1月20日(土)後楽園ホール
赤穂 亮(横浜光)チャンピオン
鈴木悠介(三迫)1位
★日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦
期日場所未定
久我勇作(ワタナベ)チャンピオン
小坂 遼(真正)2位
「一昨年の最強後楽園を思い出してください。最優秀は僕が獲ります」(久我)
「強いチャンピオンと対戦できて光栄です。倒しにいきます」(小坂)
★日本フェザー級タイトルマッチ10回戦
4月7日(土)後楽園ホール
大橋健典(角海老宝石)チャンピオン
源 大輝(ワタナベ)1位
「せっかく獲れたベルト、渡すつもりはありません。KOで最優秀選手をもらいます」(大橋)
「チャンピオンはリーチもあって、パンチもあります。でも自分の勢いは止められません。ベルトは自分の方が似合います」(源)
★日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦
2月3日(土)後楽園ホール
末吉 大(帝拳)チャンピオン
大里 拳(大鵬)1位
「今日、相手は来ていませんが、リングの外で色々言うのはいやなので、リングの上で見せようと思います」(末吉)
★日本ライト級タイトルマッチ10回戦
2月8日(木)後楽園ホール
吉野修一郎(三迫)チャンピオン
斉藤正樹(TEAM10COUNT)1位
「最優秀は僕が獲り、喜んで楽しみたいと思います」(吉野)
「ラッキーで1位に上がりましたが、全員を見返してやる気持ちで戦います」(斉藤)
★日本スーパーライト級タイトルマッチ10回戦
5月7日(月)後楽園ホール
細川バレンタイン(角海老宝石)チャンピオン
デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)1位
「もう36歳、試合のときには37歳になります。多分30歳以上の人って、ここにいないと思うんですけど……いますか? あ、いますね(笑)。まあ、自分はオッサンです。12年かけてやっと獲れたベルトの重みに、必然的に自覚を感じています。友だち(麻生興一)から奪ったベルト、死んでも守ります」(細川)
「今年初めての試合にモチベーションが上がっています。がんばります」(デスティノ)
★日本ウェルター級タイトルマッチ10回戦
4月16日(月)後楽園ホール
有川稔男(川島)チャンピオン
矢田良太(グリーンツダ)1位
「相手の矢田選手とは戦績もほとんど一緒、高いKO率を持っていますが、倒して勝ちます」(有川)
「浪速のターミネーター、矢田良太です。チャンピオンはパンチはずば抜けているし、独特のリズムがありますが、僕みたいな強打者とはやったことがないと思います。ぶっ倒します」(矢田)
★日本スーパーウェルター級タイトルマッチ10回戦
4月26日(木)後楽園ホール
井上岳志(ワールドスポーツ)チャンピオン
新藤寛之(宮田)1位
「世界10位に入りましたが、防衛して日本タイトルの価値を高めたい。成長した姿を見せられるように日々精進します」(井上)
「ウェルター級では防衛に失敗したので、このチャンスを活かして2階級制覇を達成します。強い選手に勝って、認めてもらいます」(新藤)
★日本ミドル級タイトルマッチ10回戦
3月3日(土)カルッツかわさき
西田 光(川崎新田)チャンピオン
竹迫司登(ワールドスポーツ)1位
「今年31歳になります。同じ3月3日にでる長嶺選手(フライ級)が面白いことを言っていたので、負けずに面白い試合をします。相手は全KOの戦績ですが、ここらで判定負けを経験してもらいます」(西田)
「チャンピオンはKO負けのないタフな選手なので長期戦になると思います。長いラウンドも戦えることを証明し、8戦8勝8KOでチャンピオンになります」(竹迫)
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