
文/宮田有理子 Text by Yuriko Miyata
写真/山口裕朗 Photos by Hiroaki Yamaguchi
いよいよ今週末9日(日本時間10日)に迫ったスーパーフライ級トリプルヘッダー“Superfly”興行。その記者会見が7日、カリフォルニア州カーソンのダブルツリーホテルで行われた。

穏やかな表情のロマゴン(右)と、平常心がありありのシーサケット
集まった記者・関係者の数のあまりの多さに、大橋秀行会長は檀上から一人ひとり数えたという。その数、170名。「昨日の公開練習を見ていて感じました。日本、タイ、ニカラグア、メキシコ……なんと国際色豊かなイベントになったことだろうと」とK2プロモーションのトム・ロフラーが話したとおり、たくさんの国々から、たくさんの人々がこのイベントのためにつどった。

メキシカン同士のクアドラス(左)とエストラーダは、スペイン語で大舌戦して盛り上げた
ミゲール・カルタヘナと8回戦を行う2階級制覇のベテラン、ブライアン・ビロリアに続いて、WBCスーパーフライ級次期挑戦者決定戦に出場するファン・フランシスコ・エストラーダとカルロス・クアドラスの両メキシカンが互いを”口撃”しあって、会場を笑いに包む。そして、「これが初めてのアメリカですが、彼はすでにトップ・パウンドフォーパウンドの一人」とロフラーに紹介された井上尚弥は、「アメリカのファンの皆さんの前で試合をすることに、興奮しています。明後日は、また試合を観たいと思わせるように、人生を、ベストを尽くします」と話した。

尚弥、ニエベスともすでに戦闘モード!

恒例のフェイスオフ! 両者とも、目をそらさず
対戦するニエベスの方も、「簡単な試合にはならない」というマネージャーとともに、「ベルトをアメリカに置いて行ってもらう」と鼻息が荒い。しかし、相手がやる気であればあるほど、井上の強さが引き出されるというもの。「自分の戦いをするだけなので」と、落ち着いた笑みを浮かべる“怪物”が、アメリカにどんな衝撃をもたらすのか、期待が高まる。
9月9日土曜日(現地時間)
カリフォルニア州カーソン市・スタブハブセンター
開場16:00
HBOアフターダーク放映開始19:15
<WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ>
シーサケット・ソールンピサイ(チャンピオン・タイ)vsローマン・ゴンサレス(1位・ニカラグア)
<WBC世界スーパーフライ級挑戦者決定戦>
ファン・フランシスコ・エストラーダ(3位・メキシコ)vsカルロス・クアドラス(2位・メキシコ)
<バンタム級8回戦>
ブライアン・ビロリア(アメリカ)vsミゲール・カルタヘナ(アルゼンチン)
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