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2020-08-19

【集中連載04】2020年BBMカード12球団チームパック「MYベストカード!」〜ライオンズ&ファイターズ編〜

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BBMカードのチームパックで制作陣が「MYベストカード」を選ぶ短期集中連載をお届けします。迫力満点、山賊打線の埼玉西武ライオンズ、そして知将・栗山英樹監督の下、逆襲を狙う北海道日本ハムファイターズ。

ベスト&こだわりの1枚を発表します!

 BBMカードの定番アイテムとしてリリースしている球団別のチームパック。4月から7月までで12球団すべてのアイテムが出揃いました。楽しんでいただけていますか? 今年もまた、制作スタッフが趣向を凝らして球団ごとのカラーが出る内容になっていると思います。

 そんなスタッフがそれぞれに選んだ「ベストカード」などを紹介するこの短期集中連載。すっかり夏の恒例となりましたが、第4回は6月発売となった西武と日本ハムです。

BBM埼玉西武ライオンズベースボールカード2020
ベストカードは……
FAST LANE 森 友哉!

FL4 森 友哉

「ライオンズ」ですから、インサートカードではシンプルに獅子の図柄を取り入れたカードをよく制作します。昨年は本物のライオンの顔を背景に入れたデザインにしましたが、今年は獅子が吠えている横顔を背景に採用しました。

 気を使ったのは、その獅子がきちんと目立つようにすることでした。インサートカードは銀紙を使うのですが、背景を白とすることで獅子の模様に紙地の銀が出るようにしました。これで獅子に光沢が出て、よりきらびやかなデザインになったと思います。インサートカードには金紙を使うパラレル版がありますが、こちらでは「金色の獅子」になることでよりプレミア感を出せました。

 昨季、首位打者を獲得と球界随一の打てる捕手である森友哉は、ライオンズにとってまさにチームの要。今シーズン、開幕当初はバッティングで苦戦していましたが、ここに来て調子は右肩上がりです。リーグ3連覇から今季こそ日本一を達成するためには、彼のヒット量産は欠かせません。

◆お気に入りの1枚!

〈HERO COMES BACK 松坂大輔〉

L69 松坂大輔

L70 松坂大輔

L71 松坂大輔

 今オフ、ライオンズで最も大きな話題は松坂大輔の入団でした。MLBボストン・レッドソックスへの移籍でチームを離れた時以来、実に14年ぶりの古巣復帰となります。MLBからのNPB帰還後、これまでホークス、ドラゴンズに所属してきましたが、やはり松坂といったらライオンズのユニフォームが一番しっくりくると感じる人は多いでしょう。

 このサブセットは3種でプロ1年目(1999年)、MLB移籍前の最終年(2006年)、今シーズンと、それぞれライオンズの松坂大輔にとって節目のシーズンの写真を使っています。お気に入りの「1枚」を紹介するコーナーですが、このセットは3種揃ってこそ本来の魅力を発揮すると思うので、1枚ではなく1セットで紹介します。写真の脇をフィルムのような模様で彩るなど、背景はレトロ感を意識。そして、いつの写真が分かりやすくするため、年数を大きくデザインしました。

◇商品の詳細はこちら!

〈次ページ〉次はファイターズ!

BBM北海道日本ハムファイターズベースボールカード2020
ベストカードは……
Newcomer 河野竜生!

F70 河野竜生

 7月19日のロッテ戦で日本ハムのドラ1ルーキー・河野竜生がプロ初勝利を挙げました。プロ初登板の6月24日の楽天戦こそ5回4失点で黒星を喫したものの、3回目の登板となった7月12日のオリックス戦では8回途中まで2失点、同19日のロッテ戦では8回2失点と長いイニングを投げられるのが強みです。

 ここまでの投球回数38回1/3はチーム4位。近年の日本ハムでは規定投球回数に到達する投手が毎年1人か2人しかおらず、中継ぎ以降の負担が増しています。このため、昨年は玉井大翔、公文克彦、石川直也、宮西尚生、秋吉亮、堀瑞輝と実に6投手が50試合以上の登板を果たしたのでした。こうした救援陣を助ける意味でも、河野は貴重な存在となれそうです。ちなみに同投手は徳島県鳴門市の出身ですが、日本ハムの創業地が徳島だった関係で球団発足当初は鳴門で春季キャンプが行われていたのです。そんな地縁のある同投手の活躍に期待しています。

◆お気に入りの1枚!

〈Brighten the World 西川遥輝〉

BW8 西川遥輝

 今季よりキャプテンを務めている西川遥輝が、開幕から区切りの記録を連発しています。6月20日に1000安打、7月9日に1000試合出場、同14日に250盗塁をマークしたのですが、1000安打は球団16人目、1000試合出場は同25人目、250盗塁は同3人目と西川はすでに球団の歴史に残る選手となっているわけです。また、250盗塁した際には史上最高の成功率での同記録達成と報じられました。盗塁の成功率というと元巨人の鈴木尚広が現役最終年の16年に200盗塁以上した選手の中で成功率1位となったと話題になりました。

選手名 成功率/盗塁数/盗塁刺
鈴木尚広 .8291/228/47
広瀬叔功 .8289/596/123

 しかし、18年6月に西川が200盗塁を決めた際にこの記録も塗り替えていたのです。

西川遥輝/.868/200/31

 そして、250盗塁を決めた時点で失敗(盗塁刺)は40のみで成功率.862と史上最高をキープしたのでした。今季は2年ぶり4度目の盗塁王も期待できそうですね。

◇商品の詳細&コラムはこちら!

(次回はマリーンズ&タイガース)

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