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2020-08-18

【集中連載03】2020年BBMカード12球団チームパック「MYベストカード!」〜カープ&ジャイアンツ編〜

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BBMカードのチームパックで制作陣が「MYベストカード」を選ぶ短期集中連載をお届けします。新指揮官・佐々岡真司監督を迎えた広島東洋カープ、そして結果でセ・リーグを引っ張っている読売ジャイアンツです。

ベスト&こだわりの1枚を発表します!

 BBMカードの定番アイテムとしてリリースしている球団別のチームパック。4月から7月までで12球団すべてのアイテムが出揃いました。楽しんでいただけていますか? 今年もまた、制作スタッフが趣向を凝らして球団ごとのカラーが出る内容になっていると思います。

 そんなスタッフがそれぞれに選んだ「ベストカード」などを紹介するこの短期集中連載。すっかり夏の恒例となりましたが、第3回は5月発売となった広島と巨人です。

BBM広島東洋カープベースボールカード2020
ベストカードは……
クロス直筆サインカード 堂林翔太

クロス直筆サインカード 堂林翔太

 高卒3年目の2012年に当時の野村謙二郎監督に抜擢され正三塁手となった堂林翔太。同年は全144試合に出場して14本塁打を放ち、オフには同監督が背負った背番号7を贈られて、将来の主砲と期待を集めて“プリンス”と呼ばれました。翌13年は79安打、14年は70安打をマークしたものの、緒方孝市監督着任の15年からは出場機会が激減。同年から18、14、10、11、7安打と低迷したのです。かつてのカープカードで堂林個人のサブセットがあったほどの人気選手が、近年はサブセットやインサートカードには登場しなくなっていました。

 そこで、夢よもう一度、とクロス直筆サインカードのメンバーに選んだのですが、これがまさに大ヒット! 今季は松山竜平の出遅れもあって開幕から一塁で起用され、3年ぶりのホームランを放つなど打棒が好調、7月下旬まで打率4割をキープしました。5年間の雌伏の期間を経ての復活にビックリです。

◆お気に入りの1枚!

〈コンボ直筆サインカード 森下暢仁&野村祐輔〉

コンボ直筆サインカード 森下暢仁&野村祐輔

 今回のコンボ直筆サインカードでは、ともに明治大学出身の森下暢仁と野村祐輔をカップリングさせました。背番号も18と19の連番で、2011年秋の明治神宮大会で明治大を5度目の優勝に導いたのが野村なら、19年秋の同大会で6度目の優勝を成し遂げたのが森下だったのです。
今季の野村はキャンプ序盤で右ふくらはぎを痛め、プロ9年目で初めて開幕を二軍で迎えることになりましたが、7月22日には戦列に復帰。明治大の先輩・後輩コンビがともに先発ローテーションで回ることになりました。

 また、カープでは85年の川端順(法政大)、95年の山内泰幸(日本体育大)、97年の澤崎俊和(青山学院大)、12年の野村、14年の大瀬良大地(九州共立大)と、大卒のドラフト1位投手が新人王を獲得するケースがとても多いのです。プロ初登板から15イニング連続無失点を続け、6月28日の中日戦でプロ初勝利をマークした森下には、6例目のそれが期待できそうですね。

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