「27年目のリリース」を無事終えたのが、BBMベースボールカード。
1991年に初めて登場し、のちに「1stバージョン」「2ndバージョン」となって現在に至る、
ベースボールカードの王道アイテムである。
2017年にはここに新たな「仕掛け」が施された。
「シークレット版」だ。
一部のカードにおいて、デザインやカード番号などはそのままに、
写真だけ通常のものとは異なっている限定版のことである。
どんな写真を使用しているかは事前に公表もしていない。
シークレット、だからだ。
4月に発売された1stバージョンで、レギュラーカードのうち12種が初登場して話題となった。
しかも、シークレット版でも箔サインパラレルが封入されたので、
コンプリート達成へのチャレンジ精神はさらに高まることになった。
この企画を立案した制作担当ディレクターはこう振り返る。
これまでも、印象的な写真というのはたくさんありました。
ただ、どうしてもなかなかカードに使うことができなかったんです。それをなんとかカードとして皆様にお届けしたかった。
そんな思いを込めた企画です。お楽しみいただけましたか?
ベースボールカードの生命線となる「写真」をもっともっと生かしたい。
そのつくり手としての思いが新企画を生んだわけだ。
この意を受けたフォトディレクターは膨大な写真の中から、
新企画にふさわしい写真を準備していく。
中でも彼の印象に残ったのは、
1stバージョンの松田宣浩(ソフトバンク)のシークレット版だという。
シークレット版を作成するという企画意図を受けてセレクト作業に入りました。
そこで見つけたのが、春季キャンプで撮影された松田の写真でした。バットを構えているところを背中側から撮影し、鋭い眼光が光る1枚ですが、
最初に目に飛び込んでくるのが、
今年、彼が新しく背負った背番号の「3」なんです。
2017年の松田の、そしてプロ野球界の新しいスタートを象徴する写真だと思っています。
すると、8月発売の2ndバージョンではさっそく進化を遂げる。
レギュラーカードからの12種に加えて、
チームチェックリスト、始球式カード、始球式カード直筆サイン版でも投入されて、
楽しみの幅が大きく広がったのだ。
大きな驚きを持って迎えられたのが、チームチェックリストの千葉ロッテマリーンズだった。
今年の大きな話題の一つとなった「謎の魚」の登場である。
第二形態から第三形態へ進化する直前(?)での登場となったが、
BBMカードで今後、第三形態でのカード化はあるのだろうか……?
また、人気の始球式カードで常連となってくれている稲村亜美さんもシークレット版が登場。
しかも、通常のレギュラカードだけではなく、
直筆サインカードでも封入されているという情報が明らかになると、話題沸騰。
かなりの高さのレア度なだけに、こちらも大人気となった。
制作サイドのこの思いは、カードファンの皆さんにうまく伝わっただろうか。
カードショップのミント渋谷店・中川良太店長に聞いてみた。
カードファンの反応をこんな風に振り返る。
1stバージョンではオリックスの吉田正尚、
2ndバージョンでは鈴木誠也の写真がお客さんに人気でしたね。ほかには、2ndではヤクルトの小川泰弘。
写真の構図としては珍しくないけれど、
着ているのが「TOKYO燕パワーユニフォーム」だったのが喜ばれました。またこれも2ndですが、山﨑康晃(DeNA)がブルペンカーに乗っている写真がありました。
通常版ではありえないと思うので、
これぞシークレット版、ですよね。あとはやはり、稲村亜美。
始球式の女王として名を馳せている彼女のカードに
写真違いのシークレット版を設定して、
しかも直筆サインカードもあるのですから、企画の勝利だと思います。
写真そのものに注目してもらえて、スタッフとしては感無量だ。
インパクトあり、と喜んでいるのだが、
では、販売の最前線に立つ立場として、
中川店長自身はこの企画をどのように感じたのだろうか。
アメリカでは定番の企画ではあるけれど、
1stバージョンも2ndバージョンも種類数が多いアイテムなので、
さらにコレクションの楽しみが増えて大歓迎です。あとは、もう少し箔サインパラレルのオッズを調整したり、
あえて箔色を1色だけにしてみたり、などといったように、
さらに進化していける余地があると思います。これからもこういう仕掛けは楽しみにしています!
制作ディレクター、フォトディレクター、ミントの中川店長、それぞれの思いを聞いてきたが、
実際に手にとって下さったカードファンの皆さんに気に入っていただけているとすれば、
スタッフ一同、これ以上の喜びはない。
さて、次はどんな仕掛けを組み込もうか…。
さ、スタッフのみんな、集合!
いまから企画会議するぞ!
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