Xリーグは11月11日、横浜スタジアムでジャパンXボウル(JXB)トーナメントの準々決勝3試合を行った。第1試合のノジマ相模原ライズ(レギュラーシーズン3位)対オービックシーガルズ(同6位)の一戦は、オービックがディフェンス陣の活躍で、41-22でノジマ相模原に快勝した。オービックは11月26日の準決勝(富士通スタジアム川崎)で、第2試合でエレコム神戸ファイニーズを降した富士通フロンティアーズと対戦する。
【オービック vs ノジマ相模原】第1クオーター、オービックのDEジャクソンがノジマ相模原のQBガードナーに襲い掛かる
レギュラーシーズンでは第2節に対戦し、オービックが14-0で勝利しながら内容的には互角だった両者。オービックのディフェンスが、ノジマ相模原を圧倒し、思わぬ展開となった。先制したのはオービック。第1クオーター3分、QB菅原俊からラテラルパスを受けたRB地村知樹が右サイドラインを走りあがったWR西村有斗にパスを投じて70ヤードのタッチダウン(TD)を決めた。この後、ノジマ相模原にとって悪夢のような時間帯が始まる。5回のオフェンスシリーズでパスインターセプト3回、ファンブルロスト2回とすべて攻撃権を失った。オービックは、5回中4回を得点に結びつけ、27-0と一方的にリードした。ノジマ相模原は第2クオーター10分にQBデビン・ガードナーのランでTDを奪うと、前半の残り2秒でオービックのエンドゾーン前2ヤードまで迫ったが、外へのピッチプレーをオービックに止められて20点のビハインドで後半へ折り返した。
ノジマ相模原は第3クオーター5分、ガードナーのパスでTDを挙げ(ポイントアフタータッチダウンは失敗)、14点差としたが、同9分、オービックはQB菅原がWR西村へTDパスを決めて再びリードを広げた。さらにオービックは、ノジマ相模原のキックオフリターンでファンブルリカバー。直後のオフェンスで菅原⇒WR木下典明⇒WR萩山竜馬というスペシャルプレーでパスTDを挙げ、残り14分弱で28点差とした。緊張の糸が切れたノジマ相模原ガードナーはインターセプトを繰り返し、第4クオーターに1TDとセーフティーを挙げたにとどまった。
ノジマ相模原が喫したターンオーバーは、キックオフリターン時も含めれば合計9回。最悪のゲームでシーズンエンドとなった。
(取材・撮影/小座野容斉)
【オービック vs ノジマ相模原】第2クオーター、ノジマ相模原のランプレーでオービックディフェンスがファンブルリカバー、喜ぶDB砂川を祝福するDLビーティージュニア
【オービック vs ノジマ相模原】第2クオーター、ノジマ相模原のRBホマにタックル、ファンブルさせるオービックのDL中田とDB三宅
【オービック vs ノジマ相模原】第1クオーター、オービックのDEジャクソンがパスをインターセプトして喜ぶ
【オービック vs ノジマ相模原】第2クオーター、ノジマ相模原のランを、オービックディフェンスがファンブルさせリカバー、笑顔のDB下水流
・この結果は
・第2クオーターの4分までに27-0とリードしたが
・スペシャルプレーが二度も決まった
・先制のTDは
・ディフェンスはみな活躍したが、2QBサック、1インターセプトとケビン・ジャクソンが特にすごかった
・ガードナーがタックルされて倒れ込みながらパスを投げることが多いが、対策はしたのか
・ただ、それを逆手にとってインターセプトした
・前回の対戦が雨の中、要所を守り切って勝った。今日は天気が良かったが
・リーグ戦で3敗したが、切り換えは
・今季は負けたゲームであっても古庄さんらしさは出ていたのではないか
・あの場面の外のピッチプレーは予想はしていたか
・今日は今季一番の試合か?
・東京ドームへ行きたいですね
・(過去数年、ライスボウルの解説をしていたので)放送席はどうですか?
【オービック vs ノジマ相模原】第1クオーター3分、オービックのスペシャルプレーでRB地村からのパスを受けたWR西村が先制TD
【オービック vs ノジマ相模原】第2クオーター1分、オービックのRB李が54ヤードを走ってTD
【オービック vs ノジマ相模原】第1クオーター、オービックのQBイカイカがロングパスを狙う
【オービック vs ノジマ相模原】第3クオーター、キックオフリターンのボールをノジマ相模原RB東松がマフし、オービック東條がリカバー
【オービック vs ノジマ相模原】前日の11月10日に36歳になったオービックDLジャクソンが安東主将と握手する
【オービック vs ノジマ相模原】しーがる君と一緒に踊るオービックのチアリーダー
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