Xリーグは10月28日、横浜スタジアムでレギュラーシーズン第6節の3試合を行った。警視庁イーグルス対BULLSフットボールクラブは21-11で警視庁が、明治安田ペンタオーシャンパイレーツ対東京ガスクリエイターズは21-6で明治安田が、富士ゼロックスミネルヴァAFC対名古屋サイクロンズは富士ゼロックスが10-0で富士ゼロックスが、それぞれ勝利した。
(撮影・取材:小座野容斉)
【警視庁 vs BULLS】第4クオーター6分警視庁RB宮原が22ヤードを走ってTD
警視庁が2015年に1部再昇格を果たした2015年に秋シーズン最初に勝利した相手がBULLSで、以来、今春の交流戦も含めれば3連勝中だ。その相性の良さが、この日も出た。第1クオーター、BULLSに先制FGを許したものの、第2クオーターにQB中山勝のパスで逆転。警視庁は、第3クオーターにも中山のTDパス、第4クオーターにはルーキーRB宮原亮太のランTDで着々と加点した。ディフェンスも好調で、第1クオーターのFG以降、BULLSの11回のオフェンスシリーズを、パント7回、ターンオーバー2回、ギャンブル失敗1回と、最終盤のTD以外はほぼ完全に封じ込んだ。警視庁は昨年に続く2勝4敗となった。
BULLSは2009年に1部昇格以降、リーグ戦全敗は2度目だが、この時はセカンドステージで1勝を挙げているため、秋シーズンとしては初の全敗。春も3戦全敗で、今年は公式戦で勝ち星がない。12月の入れ替え戦で今年の初勝利と1部残留を目指す。
【明治安田 vs 東京ガス】第3クオーター4分、明治安田RB若島がTD、東京ガスを突き放す
少ない好機を確実に得点に結びつけた明治安田が快勝した。第1クオーターにワイルドキャット隊形でQBに入ったTE赤津裕之が10ヤードを走って先制のTD。その後のオフェンスシリーズは3回続けて3&アウトだったが、第2クオーター7分にLB名倉秀亮が東京ガスのパントをブロックすると、そのままエンドゾーンで押さえてTD、14-6で後半へ折り返した。明治安田は後半最初のオフェンスで、RB若島慎兵がランでTDを決め、東京ガスを突き放した。前半はオフェンスの獲得ヤードがわずか15ヤードだった明治安田だが、このドライブで9プレー65ヤードを進んだ。この後明治安田は東京ガスの反撃を抑えて逃げ切った。明治安田は昨年に続いて3勝3敗でシーズンを終えた。
東京ガスは後半2度にわたって、明治安田ゴール前に攻め込んだがいずれもギャンブル失敗で無得点。2勝4敗の今季は、第3節の富士通戦から3試合連続完封負けで、この日も2本のFGのみ。16クオーター連続でTDが取れない、深刻な攻撃不振のままレギュラーシーズンを終えた。
【富士ゼロックス vs 名古屋】第4クオーター10分、富士ゼロックスのRB廣澤が11ヤードを走ってTD、勝利を決定的にする
共にオフェンスで決め手を欠く展開となった。富士ゼロックスは第1クオーターに益本有人のFGで先制。その後もエースRB廣澤達也のランを中心にゲインを重ねたが、オフェンスに反則が多く、リズムをつかめなかった。一方のサイクロンズも、6回にわたって富士ゼロックス陣内に攻め込みながら、第2クオーターに30ヤードのFGを外し、第4クオーターには2度フォースダウンギャンブルに失敗した。第4クオーター、名古屋のファンブルロストをリカバーした富士ゼロックスが、QB佐々健人の44ヤードのランで大きく攻め込むと、10分23秒、RB廣澤が11ヤードを走ってエンドゾーンに飛び込み、接戦に決着をつけた。
富士ゼロックスの3勝3敗は、過去最高の成績で1部残留が確定。名古屋は勝てば4勝2敗でジャパンXボウルトーナメントのワイルドカード進出が決定だったが、3勝3敗でシーズンを終えた。
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