ショーンキャプチャーの日高郁人がまな弟子・青木いつ希とともに故郷・島根凱旋を果たす。
ショーンキャプチャーは8月24日に出雲市、25日に青木の「リアル地元」浜田市を舞台に2日連続で興行を開催する。
3月の益田大会に続く、地元凱旋興行の目玉は“世界一性格の悪い男”鈴木みのる。日本はもとより世界でも活躍する鈴木にオファーした日高の思いは地元の人々に「本物のスターを見てほしい」から。早くも大きな反響を得ているという日高だが、“呼んで満足”するつもりはサラサラない。「年齢的には間もなく52歳。正直、体力の衰えは感じます。それでも必死になって闘う姿を見せたいですし、すごく強大な敵に勝つ姿を見せたい」と日高は鈴木からの勝利を狙う。
日高はバトラーツ、鈴木はパンクラス。ルーツをたどれば“U”にたどり着く2人だが、リング上の接点は、初対決となった昨年大みそかの年越しプロレスだけ。その時は6人タッグマッチだったから、そこまで濃密な絡みがあったわけではない。
しかし今回は24日・出雲、25日・浜田の両大会で鈴木とタッグ対決。とりわけ25日の浜田大会では青木と師弟タッグを結成し、鈴木&山下りなという超強力タッグと激突する。
日高「2人とも強大な敵だから厳しい闘いにはなると思う」「鈴木さんは僕でも持て余す実力者だと思います。全世界で活躍されてる方ですし。でもそういう人だからこそ、闘って勝ちたい。勝つ姿を地元の人たちに見せたいですよね」
こう語る日高に対して、青木も「日高さんと自分とで、絶対無理だろ…っていう壁をブチ破って、島根の人にプロレスで元気を感じてもらえたらなって」と腕まくりだ。
故郷・島根へ熱い思いを抱く日高は3月の益田大会、今回の出雲&浜田2連戦に続いて“島根十九市町村コンプリート”という野望も抱く。
日高「“プロレスは非日常”って言われますけど、僕らプロレスラーも生身の人間で。生身の人間が一生懸命鍛えて、必死に闘うっていう非日常だけではない姿を見てもらって、夢を描いたり、明日への活力になったりだとか、皆さんの心に何かひとしずく落として、家路についてもらうような大会にしたいですね」
鈴木みのる招へいに、初の試みとなる島根凱旋興行2デイズ。挑戦にはリスクも付きものだが、自らの人生を懸けたプロレスで島根に元気をしたいから――この夏、日高と青木は地元で必死に闘い、勝利をつかむ姿を地元のファンに見せつける。
「ご縁の国しまねツアー2024」
8・24出雲&8・25浜田大会情報
★8月24日(土)試合開始=18時(17時15分開場)
島根・出雲だんだんとまとアリーナ・サブアリーナ(島根県出雲市西林木町207-1)
※アクセス=一畑電鉄「川跡」駅から徒歩5分
【対戦カード】
▼第5試合~最終試合~タッグマッチ(30分1本勝負)
日高郁人&阿部史典(格闘探偵団)vs鈴木みのる(フリー)&“brother”YASSHI(ダブプロレス/KOBEメリケンプロレス)
▼第4試合~セミファイナル~シングルマッチ(30分1本勝負)
岩﨑永遠(BURST)vs間下隼人(SSPW)
▼第3試合~タッグマッチ(30分1本勝負)
青木いつ希&関口翔(フリー)vs尾﨑妹加(フリー)&しゃあ(T-HEARTS)
▼第2試合~タッグマッチ(20分1本勝負)
宮本裕向(暗黒プロレス組織666)&ファイヤー勝巳(JTO)vsアンディ・ウー(フリー)&がばいじいちゃん(九州プロレス)
▼第1試合~シングルマッチ(15分1本勝負)
KEITA(JTO)vsボンバータツヤ(JTO)
※17時30分よりヒトノユメのライブ。
★8月25日(日)試合開始=14時(13時15分開場)
島根・島根県立石見武道館(島根県浜田市黒川町3735)
※アクセス=JR「浜田」駅から徒歩9分
【対戦カード】
▼第5試合~最終試合~タッグマッチ(30分1本勝負)日高郁人&青木いつ希vs鈴木みのる(フリー)&山下りな(フリー)
▼第4試合~セミファイナル~タッグマッチ(30分1本勝負)
岩﨑永遠(BURST)&シマネリオvs間下隼人(SSPW)&”brother”YASSHI(ダブプロレス/KOBEメリケンプロレス)
▼ヒトノユメLive
▼第3試合~3WAYマッチ(30分1本勝負)
尾﨑妹加(フリー)vs関口翔(フリー)vsしゃあ(T-HEARTS)
▼第2試合(20分1本勝負)
アンディ・ウー(フリー)vsがばいじいちゃん(九州プロレス)
▼第1試合(15分1本勝負)
ファイヤー勝巳(JTO)&ボンバータツヤ(JTO)vs怨霊(暗黒プロレス組織666)&KEITA(JTO)
※13時30分~13時45分に浜田商業高校郷土芸能部による石見神楽。