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2025-01-27

GHCヘビー級王座戦で三沢光晴を苦しめた小川良成の驚異的なインサイドワーク【週刊プロレス昔話】

存分にテクニックを見せた小川

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2002年のNOAH12・7横浜にて、小川良成がGHCヘビー級王者・三沢光晴に挑戦。同年4月に秋山準から奪取し、9月に高山善廣に敗れるまで保持していた同ベルトを社長から奪いにいった形だ。その試合の中で目を張ったのは、小川のすさまじいインサイドワークだった。

小川は言う。「こういう攻め方は誰にもマネできないオレのスタイル。現に、同じようにできる人は他にいない。いまはもちろん、今後も誰にもこういう試合はできない、絶対に」と。それだけの自信を持つスタイルで三沢のありとあらゆる技を回避し、すかし続けてみせた。

勝機は何度だってあった。それでも三沢が王者としての意地を見せ、最後はエルボー乱れ打ちからのエメラルド・フロウジョンで決着。敗れた小川は「また実績作って挑戦したい」と言いつつも「とりあえず社長とタッグ狙うか」と次なる目標に照準。ちなみに先述したスタイルへの言葉の後には「マネできる人がいれば、社長くらいかな」と言っていた小川。その巧みなインサイドワークに打ち勝ったのは、これまた三沢のインサイドワークだったのだ。

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